アカシュモクザメ
代表的な呼び名 シュモクザメ
4m TL 前後になる。頭部前縁中央にくぼみがある。
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魚貝の物知り度
★★★★★ 知っていたら学者級
食べ物としての重要度
★★ 地域的、嗜好品的なもの
味の評価度
ー
分類
顎口上綱軟骨魚綱板鰓亜綱サメ区ネズミザメ上目メジロザメ目シュモクザメ科シュモクザメ属
外国名
Scalloped hammerhead
学名
Sphyrna lewini (Griffith and Smith,1834)
漢字・学名由来
漢字 赤鐘木鮫 Standard Japanese name / Akashumokuzame
由来・語源 東京、神奈川県三崎での呼び名。鉦をたたく撞木(しゅもく)に似ている鮫(さめ)。「赤」をつけたのは田中茂穂でシロシュモクザメと比べると筋肉の赤みが強いため。外見は赤くない。撞木はT字型で鐘、鉦、雲盤、木盤などをたたく槌型の道具。
田中茂穂 アカシュモクとしている。〈肉の色はシロシュモクでは赤みが少なく、アカシュモクでは概して赤みが強いが、アカシュモクでも肉が極めて淡い色をしている場合もあるようである〉
地方名・市場名
カセワニ カセ 参考 島根県水産技術センター 場所 島根県全域
カンカンブカ 参考 佐藤厚さん 場所 長崎県雲仙市小浜
ナガシブカ 備考 シュモクザメ類などの若い小型個体の総称。「ながせ」は梅雨のことでこの時季にとれるため。古くは盛夏の前の長雨の時期のことを「ながせ」と言った。 参考 佐藤厚さん 場所 長崎県雲仙市小浜町
ミミブカ 参考 『種子島の釣魚図鑑』(鏑木紘一 たましだ舎 2016年) 場所 鹿児島県種子島
カセブカ 場所 愛媛県宇和郡愛南町
アカカセ カネタタキ
概要
生息域
海水魚。沿岸の表層〜水深275m。内湾や汽水域にも入る。
新潟県〜九州南岸の日本海沿岸、青森県八戸〜九州南岸の大平洋沿岸、瀬戸内海、有明海、琉球列島、小笠原諸島。
朝鮮半島全沿岸、中国東シナ海、・南シナ海、台湾、西沙諸島、フィリピン諸島、全世界の温帯〜熱帯域。
生態
基本情報
水産基本情報
選び方・食べ方・その他
選び方
味わい
栄養
危険性など
食べ方・料理法・作り方
好んで食べる地域・名物料理
加工品・名産品
釣り情報
歴史・ことわざなど
参考文献
『図説有用魚類千種 正続』(田中茂穂・阿部宗明 森北出版 1955年、1957年)、『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)、『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂)、『民具の事典』(監修/岩井宏實、編/工藤員功、作画/中林啓治 河出書房新社 2008)