202405/07掲載

東京都、東久留米卸売市場

新築の市場は東京都内にも他にない


前にも述べたことだが、四国の人間にとってもっとも浮かんで来ない東京の地名が、小平市、西東京市、東久留米市、東村山市、武蔵村山市、東大和市だ。
小平市には同じクラスの友人がいたので、行ったことがあるが、それっきりこの中央線以北、西武沿線には縁がない。
東久留米市はそんな東京都民にすら影の薄い市のひとつである。
ただし、それでも東久留米市の人口は11万人以上もいるので、周りの無名の市と合わせると商圏としては大きい。
つい先日の別の分野の勉強会で言われたことだけど、四国の人口は全部合わせても400万弱、徳島県など70万人ほどしかいない。この5市で徳島県全域と同等の商圏ということになる。
ここにこれほど新しくて、魅力的な市場があることを知らなかったことは不覚である。建物が新しいだけではない。市場フラットであり、歩きやすいのも魅力的だろう。

仲卸・小売店が充実している


ワイン専門店に、輸入食材店、お茶どころが近いのでお茶店、塩乾品と店舗が多彩である。肉屋、水産系の仲卸も充実している。

意外性のある商品も多く、いつの間にか散財してしまっていた


八王子市は57万人の人口をようし、隣町の神奈川県相模原市と合わせると130万人もいるのに市場は衰退傾向にある。これをなんとかできないかと思っているが、新たに市場を立て替えられる可能性があるとは思えない。
東久留米卸売市場を歩きながらうらやましく思ったほどである。
思わず大散財したことは言うまでもない。ついでに市場飯もおいしかった。
ときどきではあるが、東久留米卸売市場通いも始めようと思っている。


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