202402/19掲載

サバサンドトルコ風をタイセイヨウサバの塩サバで

ノルウェーサバはトルコでも食べられていそう

塩蔵タイセイヨウサバ,バゲット

さて、トルコの魚のサンドイッチ(Balik Ekmek)」ってどんなもの? から始まって、古い写真のパンの見た目がフランスパン(我ながら古い表現だけど)のようだった、とか、魚はサバ(サバ属)はトルコなので、Atlantic chub mackerel だろうと行き着いた。
とにかく最初はあるものだけで、らしいものをサワラで作ったら病みつきになるくらいにうまい。でもキロあたり2000円はするサワラを日常的な食に使えるか、というと難しい人も多いと思う。
次ぎにボラで作ったが、なかなかサバに行き着かない。
そんなこんなで近所のスーパーに牛乳を買いに言ったついでに、お昼ご飯用に、塩サバを買う。これなら下ろす必要もないし、骨なしとあるのでそのまま揚げても、ソテーしてもいい。
ちなみに今回の塩サバはノルウェー産なので、タイセイヨウサバである。トルコでも使われている可能性は大だと思っている。

焼いてもソテーしても揚げてもいいという

サバを揚げる

トルコに住んでいた人間に、サンドに挟むのは焼いても、ソテーしても揚げてもいいと教わったので、今回は揚げることにした。
フライでも粉をつけて揚げてもいいというので、面倒なので小麦粉をつけて揚げる。
作るのはウルトラC級の簡単さである。

基本的な野菜はレタスと玉ねぎだけどなにを+してもいい

オリーブオイルにまぶした紫玉ねぎ

野菜はもっともスタンダードなレタスをちぎり、紫玉ねぎはスライスしてにんにくを混ぜ込んだオリーブオイルに浸す。
近所のバゲット半分に切れ込みをいれて温める。
この間にコショウを振り、乾燥ディル、小麦粉をまぶしてサバを揚げる。
温めたバゲット(本当はパンはなんでもいいらしい)にオリーブオイルに浸した玉ねぎ、レタス、玉ねぎを適当に挟み、チリパウダー(オールスパイスでもいい)を振る。
香辛料はオールスパイスでもいいようだ。

サバは熱いうちに挟む方がパンと馴染む

塩サバを挟む

揚げたてのサバを熱いうちに挟み、野菜をのせてチリパウダーを振るだけで出来上がり。

料理下手でもカップ麺の4倍の時間で作れる

トルコ風サバサンド

買い求めてきて10分とかからない。たぶん時間を計ったら5分くらいじゃないかな。
カップ麺を食べるくらいなら、サバサンドかも。
さすがにトルコ風の基本であるサバを挟んだサンドイッチはやたらにうまい。
ボクには少し塩気が強いのが気になるが、たまにはいいだろう。
バゲット半分で満足度十二分である。
ちなみに塩サバ税込み200円とバゲット半分175円+野菜なので株とはなんの関係もない、苦しめられまくっている庶民の味方だと思っている。

このコラムに関係する種

タイセイヨウサバのサムネイル写真
タイセイヨウサバAtlantic mackerel, Common mackerel海水魚。海表面〜水深200m。北大西洋・北アメリカ大陸沿岸、アイスランド沿岸、ユーラシア大陸沿岸、地中海。・・・・
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