202511/03掲載

2025年9月 高知県の食材8 宿毛市、赤い蒲鉾

赤い蒲鉾は高知県の蒲鉾の基本なのか


赤い蒲鉾を見ると手が出るのは、徳島県人のボクは子供の頃から蒲鉾は赤いものだと思っているからだ。
板にのった赤い蒲鉾を「板つけ」と言った。
徳島県ではうどんに「板つけ」はつきものだった。
基本的に「板つけ」は赤い蒸し蒲鉾のことだけど、決して上等ではない、下手なものをさした。
香川でも「板つけ」、高知でも「板つけ」だけど愛媛県ではなんというのだろう。

全国的にどうなのかはわからないが、高知県宿毛市で買った『八馬かまぼこ』と『大原かまぼこ』の赤い蒲鉾は「板つけ」そのものであるが、表記は単に「蒲鉾」である。
またうどんの具として使うのか否かは不明だ。

高知県宿毛市は練り製品の町だ


味はとりたてて言うほどのことはないが、それが「板つけ」の「板つけ」らしいところで、むやみにかけうどんを作り、具として遣い尽くす。

八馬かまぼこ 高知県宿毛市二ノ宮1045
大原かまぼこ 高知県宿毛市片島5−79−1



Copyright©2025 Bouz-Konnyaku All Rights Reserved.

呼び名検索

方言を含む全ての名(標準和名,方言,呼び名,外国名,学名)から水産物を検索します。

閉じる