202508/27掲載

2025年8月26日、今季最初で最後の塩イクラ

サケがとれなくなっているので、筋子が高いのは当たり前


舵丸水産に北海道斜里から生筋子(サケの卵巣)が来ていた。
サケの来遊が減っているので筋子が高くなるのは当然だけど、2020年から年に1度だけしか買えないし、買う量も減っている。
できれば500gくらいでつくりたいのに、今年は200gで作っている。
これじゃオママゴトではないか。

温暖化が原因であることは明確だ。
でも、猛暑でエアコンなしでは死んでしまうし、できるはずの省エネすら誰もしようとしないし、無駄なエネルギーそのものの戦争をする愚か者がいる、こんな世の中じゃあ温暖化はとまらないんだろうな。

ままよと思いながら食べる塩イクラだけど、やはりうまいねー。
サケの卵巣にしかない独特の風味がある。
この時季はまだ卵粒の皮膜が柔らかいので、舌で潰せるのもいい。

ご飯と食べるために作るイクラなのである


どきどきどうしようもなく食べたくなるのが、ご飯にイクラだ。
イクラは単体よりも炊きたて、温めたばかりに乗せると、数倍うまくなる。
みそ汁も、サラダもなしで楽しみたいイクラご飯は決して体にはよくない。
それでも今年も食べている。

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サケのサムネイル写真
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