202508/06掲載

安楽島のイワガキは蒸イワガキに

昔は生で食べるのが好きだったが、近年蒸してばかり


三重県鳥羽市安楽島、出間リカさんに送って頂いた貝類の中にイワガキが入っていて、でかいのが1つ混ざっていた。
最近、天然ものは小型化しているので、18cm・837gはすごい。
これを今、いちばん食べたい蒸しイワガキにする。
今年は我が故郷徳島県産も、いきなり知らない人がくれた産地不明のイワガキも蒸して食べている。

最近流行りの言葉で言えば、マイブームというやつである。
我がサイトのうまいもん順もイワガキの1位は蒸す、に変えている。

今年に入って連続して作っているものの、今だに蒸し時間がよくわからない。
5分蒸し、あとは2分ごとにみて、約10分くらい蒸した。
これを食べやすい大きさに切って、すだち果汁を落としては食べる。
鳥羽市安楽島のイワガキは産卵期はまだ先のようで、7月末日の個体は非常に食感がよかった。

甘味や渋味は蒸すと少し弱くなるが、口の中でおいしさのとどまっている時間が長くなる。
ずーっとうまい。
実は、すだちはうまさのブレーキ役で、でおいしいの暴走をほどよく抑えている。
酒はお礼にもらった缶アルコールいろいろの中から角ハイボールにしたけど、なんでもよかったかもな。

今じゃ全国的なスターとなったイワガキ


イワガキは太平洋側では陸奥湾以南、日本海に生息しているとされているが、基本的に本州以南の日本海、茨城県以南の太平洋に多い。
古くは秋田県以南の日本海や関東周辺など地域性の高い水産物だったが、近年は全国的なものとなっている。
三重県鳥羽市安楽島、出間リカさんと安楽島新鮮組のみなさんに感謝!

このコラムに関係する種

イワガキのサムネイル写真
イワガキRock-oyster海水生。潮間帯下の岩礁域。陸奥湾から九州、日本海。・・・・
詳細ページへ


Copyright©2025 Bouz-Konnyaku All Rights Reserved.

呼び名検索

方言を含む全ての名(標準和名,方言,呼び名,外国名,学名)から水産物を検索します。

閉じる