202503/06掲載
愛知県の豆みそには宗田節多めかな
節でだしを取ると節の比率で料理が変わる

愛知県の豆味噌のみそ汁が続いている。
ボクの生まれたところは米味噌地域なので、豆味噌のみそ汁を作るたびに、これでいいのかな? と思ったりする。
みそは近所で手に入る、愛知県岡崎の老舗のものか、名古屋の大手イチビキのもので、今あるのはイチビキの「赤だし」である。
豆味噌のみそ汁は連続して作るとだんだんおいしく作れるようになるが、ちょっと作らないでいるとへたになる。
今、ものすごくおいしく作れてるのは、ここ1週間作り続けているため。
おいしい豆味噌のみそ汁を立て続けに飲んでいると、岐阜・愛知・三重3県の人になったような気になる。
我が家のだしは素人で一般家庭なのでその日その日で変わる。
忙しいときはだしの素だって使う。
今現在は、煮干しはひらご(マイワシ)、節は「宗田薄削り節(めじか節とも。原材料はマルソウダ)」と「さば節(ゴマサバ)」である。
節のだしのときは基本的に「さば節」多めで、「宗田節」少なめ。
でも、「さば節」がほぼなくなり、「宗田節」がたくさん残ってしまって、ほぼ「宗田節」のだしを取ったら作る、みそ汁が変わってくる。
普段、みそ汁は米麹味噌で作るが、豆みそ(大豆麹、大豆味噌)になる。
昆布は今高すぎて苦しみ抜いているので、安い日高昆布を使い続けている。
もう50年近く、だしに関してはこんなことをやっているが、節でとるだしの用途は変わらない。
まれに上のだしもとるが、日常のだしの方が、今現在のボクには難しい。