202411/11掲載

なれずし探し近江の旅 琵琶湖周辺 01、北と南、ボクのめも

大好きな柿は北に行くほど少なくなる


琵琶湖周辺を移動していると、まず北と南での違いに気づくはずである。
湖西は山が琵琶湖に迫り、比叡山、比良山地からの颪にさらされている。
農地が少なく、物成での南北の違いは、現在のところボクにはよくわからないが、南北に限らず寒い。
湖東は草津、守山から、彦根を越えるといきなり北国になる。こんな顕著な違いは京都盆地にも見られる。
当たり前だけど車は北に行くほど、4WDが増える。
昔、余呉で雪から出られなくなって事がある。
長浜から北に来るなら普通車では無理と言われたものである。
農産物でいえば南部である草津市、守山市では柿が出盛っていて、まだまだ先が長いと感じたが、長浜市では「そろそろ柿もしまいですね」なんて言われる。
白菜の品種にも違いがあるのではないか? 道路脇から見ただけではあるが、旧湖北町では早生の耐病性ではなく晩成が結球しつつある。
南の草津や守山の方が野菜が豊富で、北に行くほど多彩さがなくなっていた、のは2013年11月の滋賀の旅で感じたことだ。
それが今年はそれほど顕著ではない。
余談になるが長浜市湖北町の直売所にはまだスイカがあった。温室だとは思うけど、本当に地元のものだろうか?
この季節の差と、流通の地域性が今回の旅の目的でもある。


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