セイヨウハバノリ
代表的な呼び名ハバノリ
幅6〜12センチ、幅1.5〜2.6センチになる。
はばのりはハバノリとセイヨウハバノリ2種で区別できない
全関連コラム
郷土料理
ハバノリのあぶり方
物知り度 | ★★★★★ 知っていたら学者級 |
---|---|
食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
海水生。潮間帯下部の岩や杭。
日本各地沿岸。朝鮮半島、シナ海、マレー半島、ポリネシア、アメリカ太平洋岸、インド洋、大西洋。
生態
ー
基本情報
日本各地の潮間帯に普通に見られる。ハバノリとセイヨウハバノリを区別するのは非常に難しく、採取している人も区別していない。
当然、「はばのり」と言われているものは標準和名のハバノリだけではなく、ホソバノセイヨウハバノリ、セイヨウハバノリなどで1種類ではない。地域によって種が違い、また混ざっている可能性もある。
11月下旬から春までとれる。秋から初冬までのものを上ものとする。これを生で食べることはなく、基本的に板状に伸ばして干す。基本的に葉を刻まないで干す地域が多い。
あぶって食べるもので、醤油をかけてご飯にのせて食べるのが基本。
徳島県、島根県、三重県(鳥羽市)などで養殖の研究が進む。
当然、「はばのり」と言われているものは標準和名のハバノリだけではなく、ホソバノセイヨウハバノリ、セイヨウハバノリなどで1種類ではない。地域によって種が違い、また混ざっている可能性もある。
11月下旬から春までとれる。秋から初冬までのものを上ものとする。これを生で食べることはなく、基本的に板状に伸ばして干す。基本的に葉を刻まないで干す地域が多い。
あぶって食べるもので、醤油をかけてご飯にのせて食べるのが基本。
徳島県、島根県、三重県(鳥羽市)などで養殖の研究が進む。
水産基本情報
市場での評価 希に乾物として入荷してくる。非常に高価。
漁法 採取
産地 日本各地
選び方・食べ方・その他
選び方
乾製品の場合、よく乾燥している。触ってごわごわとしたものはダメ。干し上げた葉の小さいものがよい。
味わい
晩秋頃から採取が始まる。初期のものが細くあぶって柔らかく質はいい。
生は産地などで自家消費、もしくは少ないながら売られている。これは、ゆでる、汁にする。
板状に干したものが普通で軽くあぶって食べる。
栄養
ー
危険性など
ー
食べ方・料理法・作り方
セイヨウハバノリの料理法・調理法・食べ方/焼く(あぶる)、煮る(煮る、湯通し)、汁(吸物、みそ汁) ■ハバノリ、セイヨウハバノリは共通
好んで食べる地域・名物料理
基本的に干しのりを使う。
加工品・名産品
干しハバノリ 基本的に採取して刻むことなく板状にして干し上げる。日本各地で作られている。
釣り情報
冬季にメジナ、ブダイ釣りのエサに利用されている。
歴史・ことわざなど
磯餅海苔 江戸初期延宝年間(1600年代後半)の『いとなみ六ぽう』の「おごうり」の売り声にワカメ、昆布などに混ざって「むぎわらのりいそもちのり」というのが出てくる。この「むぎわらのり」がカヤモノリ、「いそもちのり」がハバノリかも知れない。参考文献『海藻』宮内章 法政大学出版局
縁起物 千葉県、徳島県などでは「幅を利かせる(はばをきかせる)」にかけて縁起物として食べられている。