スナダコ

スナダコの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
30-40cm TL 前後になる。筋肉質で非常に力が強い。外套膜背面には褐色の模様がある。腕は短く同じ長さ。[全長34cm・226g]
30-40cm TL 前後になる。筋肉質で非常に力が強い。外套膜背面には褐色の模様がある。腕は短く同じ長さ。[全長34cm・226g]
30-40cm TL 前後になる。筋肉質で非常に力が強い。外套膜背面には褐色の模様がある。腕は短く同じ長さ。
30-40cm TL 前後になる。筋肉質で非常に力が強い。外套膜背面には褐色の模様がある。腕は短く同じ長さ。
30-40cm TL 前後になる。筋肉質で非常に力が強い。外套膜背面には褐色の模様がある。腕は短く同じ長さ。
30-40cm TL 前後になる。筋肉質で非常に力が強い。外套膜背面には褐色の模様がある。腕は短く同じ長さ。
珍魚度・珍しさ★★★
がんばって探せば手に入る
魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度 ★★
地域的、嗜好品的なもの
味の評価度 ★★★★
非常に美味
分類
動物界軟体動物門頭足綱八腕形目無触毛亜目マダコ超科マダコ科マダコ属
外国名
学名
Amphioctopus kagoshimensis (Ortmann, 1888)
漢字・学名由来

漢字/砂鮹 Standard Japanese name / Sunadako
由来・語源/浅い砂地にいるため。

Ortmann
Arnold Edward Ortmann(アーノルド・エドワード・オートマン 1863-1927)。ドイツ生まれの動物学者。後にアメリカに渡る。国内の動物ではデーデルラインの採取したものを研究記載したことで有名。

地方名・市場名

概要

生息域

海水生。潮間帯下の砂地。
三陸以南のインド-西太平洋の温帯域。

生態

基本情報

三陸以南の浅場に生息している。様々な漁で希にとれるタコで食用になってはいるが、流通することはほぼない。とても味のいいタコであるが、本種を食べたことがある人自体少ない。
珍しさ度 ほぼ流通しないので手に入れるのは至難である。ただし珍しい生き物というほどではない。

水産基本情報

市場での評価/流通しない。
漁法/定置網、底曳き網
産地/宮城県、神奈川県、静岡県などなど

選び方・食べ方・その他

選び方

できるだけ新しいもので、粘液が白くなっていないもの。

味わい

旬は不明。
マダコと比べる小振りなので、総合的には劣るが、大型は同じくらいに美味である。
ぬめりは取りやすい。煮るとやや硬く締まるものの、硬すぎない。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

スナダコの料理・レシピ・食べ方/煮る(塩ゆで、醤油煮)
スナダコの桜煮 甘辛く醤油で煮つけたものである。桜の木肌の色に染まる。本種は調味料で煮ても硬く締まることがない。食感がほどよく身に甘味がある。
数日間冷凍する。自然解凍して傘幕を切る。最初はそのまま揉み、ぬめりが出て来たら塩を加えてもみ上げる。これを水・砂糖・醤油の中で煮立たせないように煮る。

スナダコの塩ゆで 塩味で煮ただけなので、味わいはあっさりしており、噛めば噛むほどおいしさが滲み出してくる。味わいではマダコに負けないと思えるほどだ。卵巣・精巣もおいしい。数日間冷凍する。自然解凍して傘幕を切る。最初はそのまま揉み、ぬめりが出て来たら塩を加えてもみ上げる。塩水の中で5分ほどゆでて放冷する。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど