アサリとトマトでボンゴレロッソ

終日、資料読みと撮影とサイト運営をしているので、ご飯はほぼすべて自宅で食べる。
ご飯が主だが、お昼にパスタもいいもんだ、なんて思っている。大量に買い置いている安値安定のトマトやスイートバジルを有意義に消費できる。
この日の昼下がりに、トマトを使ったアサリのパスタを作った。これぞボンゴレロッソ（Vongole rosso）だと思っているが、自信はない。
ただただ、トマト、スイートバジル消費のためのパスタである。
トマトの溶けた汁気とリングイーネをからめて食べると、トマトを使わないボンゴレビアンコ（Vongole bianche）よりもよりアサリのうま味が強く感じる。
きっとトマトのうま味成分であるグルタミン酸と、アサリのうま味が相乗効果を生み出しているのかな、なんて考える。
思った以上に甘いと感じるのも、トマトの持つ糖分ゆえだろう。
木更津の小アサリの軟体が、ぷっくり膨らんでいて甘味がある。
リングイーネはこのような、うま味の豊かなソースをからめるのにとてもよいことがわかる。
お昼なので、定番中の定番、凍頂烏龍茶をアイスで。
昼アルコールが少しは飲めるようになりたいものだ。

近所で買い求めた千葉県木更津産アサリは、都内だけではなく埼玉県でも群馬県でも見ることが出来た。ちょっといい傾向にあるのかも知れない。
この彩りきれいなアサリとダメになりそうなトマト３つでボンゴレ、たぶんロッソを作る。

パスタの作り方はみな同じなので、とても助かる。
方や鍋でソースを作り。
方や鍋でパスタをゆでる。
ゆで上がりをどんと合わせれば出来上がる。
リングイーネをゆで始める。
方や鍋に多めのオリーブオイル、にんにくを入れて熱する。
香りが出て来たらアサリとつぶしたトマトを放り込む。
アサリの殻が開き、トマトがとけて煮えたら、リングイーネと一緒にして和える。
大量のスイートバジルを投入。
皿に盛った上からもバジルを散らす。