トルコ風サバサンドをマサバで作る
もっとも基本的なサバサンドをマサバで作る
さて、非常に大昔に作ったトルコの魚のサンドイッチ(Balik Ekmek)」ってどんなもの? から始まって、古いサバサンドの写真の、パンの見た目がフランスパン(我ながら古い表現だけど)のようだった、とか、サバ(サバ属)はトルコなので、Atlantic chub mackerel だろうと考えた。
また、トルコ暮らし経験者曰く、「Balik Ekmek だったら魚ならなんでもよく、イカなどでもうまいよ」という話も参考にする。
こうなったら徹底的に、Balik Ekmek なのだ。意外に小さなマサバやゴマサバ、サワラなどに向いていそうだし、タビノヒモなんて呼ばれている小さなタチウオで作っても、小イカで作ってもうまそうだ。
いざ! 今年は徹底的にトルコ風サンドを作るのだ!
さて、八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産に鳥取県からマサバ体長37cm・0.62kgが来ていた。迷った末に買った。理想的なのはもっと脂の少ない、問題ありのゴマサバかマサバだった。今回のマサバはよすぎるのである。
最初の一巡り目なのでもっともスタンダードに、レタスと、玉ねぎを用意する。トマトやパプリカなどなどは二巡目にとっておく。パンにしてもできれば米粉パンだけど、手に入れやすいバゲットで通す。
揚げたものはサクッとして香ばしくてうまい
マサバは三枚に下ろして、腹骨・血合い骨を取る。
塩をして脂が乗っているので半日密閉して寝かせる。
ちなみに塩さえしておけば冷凍してもいい。
念のために。脂がないものは寝かす必要はない。
片身はコショウをして小麦粉をつけて揚げる。
片身はコショウしてオリーブオイルでソテーする。
温めたバゲットにオリーブオイルに浸した紫玉ねぎ、レタス、サバを挟んで好みの香辛料を振る。
チリパウダーでもいいが、オールスパイスを振ると中近東だ? と思えるような香りがする。
ちなみ玉ねぎをオリーブオイルに浸したのは、全体をまとめる媒体にするためで、ボクのオリジナルである。