202511/03掲載

2025年10月、新潟の旅8 『旬菜 籐や』で飲みすぎる

新潟市郊外の火点し頃、酒飲みはわくわくする


合併というものは町の名前を削除するだけではなく、町のよさも削除してしまいがちである。
10月3日、今では新潟市西区内野町、でしかないが、合併前までは内野町だった。
合併は大失敗だという人が少なからずいるが、ボクなど暴挙だと思っている。
自治体(小さな行政)と行政区(大規模な行政)を分ければいいだけなのに、乱暴なことをやる。

さて、内野駅周辺は明らかに新潟市中心部への住宅地といったところだろうか。
例えば京王線だと調布とか、中央線だとすると荻窪だとか。
夕闇迫る頃、商店の灯りが点々と見える。
こんなところにはいい居酒屋がありがちである。

今回、越後新川の面々と訪ったのは『旬菜 籐や』という居酒屋である。
どうやら内野町にはいい居酒屋が少なからずあるようだが、そのひとつだ。
店内は満席に近い。
話が主となり、料理はおいしい記憶しか残らなかったが、一皿一皿外れなしだった。

一皿一皿の量もよし、味もよし


一皿にほどよい量の肴が乗ってやってくる。
話に夢中になって種名は忘れてしまったが、見事な刺身盛り合わせ。

揚げ物にも新潟らしさが感じられる。


店を見渡すとお客が若いと思ったら揚げ物が2品。
特に上越などで「する天」と呼ばれている、スルメイカの一夜干しの天ぷらがうまい。
酒は鶴の友など新潟の酒ずくめでほろ酔い以上となる。

飲みすぎの腹にやけにうまいお握りは米どころゆえか


越後新川の方々にはご馳走になり、まことにありがたし。
新潟市のよき居酒屋は郊外にあり、かも。
旬菜 籐や
https://www.takai-shoten.com/touya



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