202509/18掲載

2025年秋、新潟旅日記04 上越高田、 『食堂なかしま』のかつ丼

久しぶりに食べる普通のかつ丼に、にこりん


新潟県上越市公文書センターで古文書をコピーさせてもらう。
センターに向かう道すがら左右に広がる田を見て、悲しくなる。
それにしても上越市の田の状況は異常だと思う。

高田城市公園にもどりしばしテキストを打つ。
散歩中のご夫婦に一番近い食堂の名前を聞いて向かう。

教わった『食堂なかしま』という店は見た目からして真新しい。
少々不安に感じたが、中はいたって普通の食堂だった。
お腹と背中がくっついた末の、朝昼兼用なので、かつ丼と冷や奴にする。
客の前に必ずあったのを見て取った冷や奴は、びっくりするほど安かった。
それにしても腹の中が空っぽになると、ついついかつ丼とは、我ながら平凡な男よな、……。

外観とは違い、古い店なのかも知れぬ


新しそうな店なのに、かつ丼はとてもおいしい。
かつ丼でいちばん重要なことは普通にうまいことだけど、ほんま普通にうまい。
これなら三日に上げず来てもいい。
みそ汁もうまいし、安すぎる冷や奴もおいしい。
改めて品書きを見ると歴史が感じられる。
建て替えたばかりなのかも知れぬ。



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