202509/15掲載

新潟市、越後新川の生物・食物図鑑9 シマイサキの赤ちゃん

安全第一だが漁港内は生き物の宝庫である


最初に漁港で遊ぶときは救命胴衣を着用してほしい。
漁港内で落ちたらまず助からない。
子供用など2000円以下のものもある。

さて新潟県西区五十嵐新川漁港周辺の生物・食物図鑑を作っている。
新川漁港の漁港内は釣り初心者には一日遊べるところだし、横を流れる新川側などでは上級者にとっても大物が狙える場所である。
また漁港内にもいろんな魚、ホヤ類、甲殻類などがいる。
網ですくうといろんな生き物がとれる。

小学生が網ですくってくれたきらきらきれいな魚


8月31日にとれたのはシマイサキの赤ちゃんである。
近所の小学生にすくってもらったものだが、実に美しい。
接写水槽に入れたら、大人も興奮するといったものであった。
じっくり見ると魚の赤ちゃんがいかに可愛らしいものであるか、もわかってくる。
漁港内はルールを守って生き物を探すと、楽しすぎる場所なのだ。

大きくなって帰って来いよ! なのだ


ついでにシマイサキの大きいものは漁港内でも釣れる。
比較的釣れない潮止まりにくるのでありがたいターゲットでもある。
同定については遠藤広光さん(高知大学)に協力して頂いた。

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シマイサキのサムネイル写真
シマイサキFourstriped grunter,Sharpnose taigerfish河川汽水域、沿岸浅場。津軽海峡〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、岩手県〜九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海、久米島。朝鮮・・・・
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