202507/02掲載

ギマの粘液はコバエおも捕らえる

コバエが動くと、よけいにくっつくギマの粘液

ギマ.小バエ

久しぶりに下ろすギマの大量の粘液に苦しんでもだえた。
昔から比較的食べていた浜名湖で、この魚が食べられなくなっているのは、このぬたぬたした粘液と硬い皮と、棘のせいらしい。
確かにべとべととぬめぬめとして、下ろす以前にぬめり殺されそうだ。

そして我が家はコバエだらけでもある。
コバエを追っ払いながら、ぬたぬたする魚の処理をするという地獄のような時間に、ふと気がついたことがある。

間抜けな小バエが1匹いて、ギマの体に着陸した途端動けなくなっているではないか。
そして2匹目も同じ運命をたどる。
そして3匹目も。
設置して3日目の「コバエがホイホイ」では、まだ1匹もとれていないのに、30分弱の間にべとべとする魚で3匹もとれた。
コバエには「コバエがホイホイ」よりもギマの方が有効かも。

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ギマのサムネイル写真
ギマShort-nosed tripodfish海水魚。浅場の低層に生息。北海道南部〜、有明海、九州南岸の太平洋沿岸(鹿島以北には少ない)、少ないながら新潟県〜山口県・・・・
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