202503/12掲載

東京都大田市場、つかさで豚肉ピーマン炒め

市場を歩き回って末にたどり着く市場飯


東京都大田区東海、大田市場に行くと、『つかさ』と決めてしまった。
食べ歩きしないボクは1カ所に決めたらめったに変えない。
前回来たとき、なぜか隣に座ったのが昔なじみの市場人だった。
注文しているものを横目で見ると、やけにうまそうな……。
炒めたピーマンの香りが漂ってきて、こっちにすればよかったかも、と思ったので、何ヶ月も前に決意した、それにするところがボクらしさでもある。

不用意にすぐ食べると舌を火傷しそうな熱さなのだ


この店、炒め物は一度油通しする。
それを油切りして味つけする。
当然、危険を感じるほど熱い。
ふうふう冷ましながら食べると、肉と、歯ごたえを残したピーマンと竹の子のせん切りと、薄味とも言えそうな調味料の味が押し寄せてくる。
その上、ご飯と一緒に食べてちょうどいい味の強さである。
とても食べられそうにない大盛りご飯なのにいつも完食してしまう、この一瞬に、最近久しくやってこない喜びを感じる。


関連記事 ▽




呼び名検索

方言を含む全ての名(標準和名,方言,呼び名,外国名,学名)から水産物を検索します。

閉じる