ハナウド

Scientific Name / Heracleum sphondylium L.var. nipponicum (Kitag.) H.Ohba

ハナウドの形態写真

高さ2m前後になる。3出羽状複葉。

    • 物知り度

      ★★★★
      知っていたら達人級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★★
      非常に美味

    分類

    植物界被子植物門双子葉植物綱セリ目セリ科ハナウド属陸生植物

    外国名

    学名

    Heracleum sphondylium L.var. nipponicum (Kitag.) H.Ohba

    漢字・学名由来

    漢字/花独活
    由来・語源/ウドの中まで葉よりも花が目立つため。

    地方名・市場名

    タニウド[谷独活]
    場所島根県邑南町・吉賀町 
    ウドナ[独活菜]
    場所岡山県津山市 

    生息域

    陸生植物(陸上植物)。山岳地帯。
    本州、四国、九州。

    生態

    基本情報

    島根県、岡山県(他県でも食べられていると思うが、現時点では調べているところ)で食べられている春の山菜。
    非常に香りが強く、味わい深い。

    水産基本情報

    市場での評価/一般流通上は見ていない。
    採取
    産地/岡山県、島根県

    選び方

    みずみずしく、葉などが変色していないもの。

    味わい

    旬は春。
    若い茎と葉を食べる。比較的柔らかく生で食べてもアクや苦みはない。
    軽くゆがくだけで柔らかくなり、使いやすい。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    ゆでる、揚げる
    ハナウドとヤリイカの酢みそ和えハナウドとヤリイカの酢みそ和え ハナウドはゆでて氷水に落としてあら熱を取る。ヤリイカのげそも塩ゆでしてあら熱を取り、冷ましておく。これをみそ(お好みで)、酢、砂糖の酢みそ(粘度を調整するのはだし、もしくはみりんを使う)で和える。和えるのは直前でいい。ハナウドの香りが高くてとても美味。
    ハナウドの天ぷら ハナウドは水洗いして適宜な大きさに揃えておく。水分をよくきり、小麦粉をまぶして衣をつけて揚げる。さくっとした香ばしさの中にハナウドの持つ強い香りが感じられてとてもうまい。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『日本の野草』(山と渓谷社)
  • 主食材として「ハナウド」を使用したレシピ一覧

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