ヒオドシ
36cm SL 前後になる。赤くやや側へんし体の中央部がいちばん体高がある。眼上皮弁が長く伸びる。
魚貝の物知り度 | ★★★★★ 知っていたら学者級 |
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食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★ 美味 |
概要
生息域
海水魚。水深80-650m。
小笠原諸島、茨城県〜宮崎県の太平洋沿岸、[鹿児島県]、沖縄本島、若狭湾、東シナ海大陸棚縁辺、九州〜パラオ海嶺。
台湾、フィリピン諸島、マリアナ諸島、ジョンストン環礁、ハワイ諸島〜クレ環礁。
生態
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基本情報
ヒオドシ属は世界中に約19種。国内海域には本種のみ生息。暖かい海域にいるやや大型のカサゴで目立つ姿をしているが、まとまってとれない以上に珍しい魚のひとつだ。流通にのることはほどんどなく、主に産地などで消費される。
けっして味のいい魚ではないので産地では値段が安く、大きくて色姿がよければ値をつける関東などでは高値となる。
水産基本情報
市場での評価 関東では入荷は希。高い。
漁法 底引き網、釣り
産地 静岡県、鹿児島県
選び方・食べ方・その他
選び方
張りがあり、眼が澄んでいるもの。赤みの強いもの。古くなると退色する。
味わい
旬は秋から冬。
鱗は柔らかく取りやすく、皮はしっかりしている。骨は柔らかく下ろしやすい。
身は水分が多く、繊維が細かく、つぶすとだんご状になる。
骨、あらなどからはいい出しが出る。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
ヒオドシの料理・レシピ・食べ方/煮る(煮つけ)、汁(みそ汁)、生食(焼霜造り、皮霜造り)
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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