ゴマアイゴ
代表的な呼び名カーエー
33cm SL 前後になる。体高があり、側へんする。体にオレンジ色の小斑点がある。尾鰭は浅い湾入形。
珍魚度・珍しさ | ★★★ がんばって探せば手に入る |
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魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
食べ物としての重要度 | ★★★ 一般的(流通量は普通) |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
汽水域、サンゴ礁域、岩礁域。
和歌山県串本、鹿児島県笠沙・奄美大島、琉球列島。
台湾、広東省・江西省、海南島、西沙諸島、タイランド湾、東インド-西太平洋(マーシャル諸島を除く)。
生態
産卵期は4〜10月。
基本情報
和歌山県、鹿児島県本土でも見つかっているが、琉球列島のサンゴ礁などに生息している。釣りでも揚がるが、刺突漁(銛漁、潜水漁)の対象魚だ。アイゴ類の中でももっとも大型になり、臭味が少なく、味がよい。沖縄県では食用魚として重要で、高級魚でもある。
珍魚度 沖縄では高級魚として有名だが、他の地域で探すのは難しい。
水産基本情報
市場での評価 沖縄特産魚。年間を通して流通。やや高値となる。
漁法 追い込み漁、刺し網、定置網、釣り
産地 沖縄
選び方・食べ方・その他
選び方
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味わい
旬は梅雨から初夏だと思う。年間を通してあまり味が落ちない。
鱗は小さく包丁などで引くよりも、ブラシなどが取りやすい。皮は厚みがあって強い
透明感のある白身で磯臭さはアイゴ類のなかでは少ない。骨などからいいだしが出る。
真子は美味。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
ゴマアイゴの料理・レシピ・食べ方/煮る(まーす煮、煮つけ)、生食(刺身、カルパッチョ、セビチェ)、ソテー(バター焼き)、汁(タイ風、みそ汁、潮汁)、揚げる(唐揚げ)、焼く(みそ漬け、若狭焼き、幽庵焼き、塩焼き)、真子(煮る、焼く)
好んで食べる地域・名物料理
まーす煮 塩水で煮あげたもの。身離れのいいよくしまった身でほんのり磯臭さがある。煮あげた汁を身にからめながら食べる。一緒に塩煮した豆腐がうまい。
加工品・名産品
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釣り情報
磯や防波堤などからオキアミエサで釣る。沖縄ではもっとも人気の高い釣り魚のひとつ。
歴史・ことわざなど
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