202307/30掲載
シイラのステーキで、ご飯おかわり!
意外に豪華絢爛
シイラのステーキ
神奈川県、小田原魚市場、原辰定置のシイラ中型(5㎏)を一本連れ帰ってきた。当然、朝から晩までシイラ、シイラ、シイラ料理なのだ。
ちなみにシイラを手放しにほめたいわけではない。例えばシイラはある程度大きくないとダメだ。小型は干物にしたり、ボクの生まれ故郷、徳島では燻製にしたりしてうまいなー、とは思うけど、鮮魚では今ひとつ工夫しないとうまくない。まあ工夫するのも楽しいけど、大小あれば大ってのがシイラなのである。
さて学生時代に雑誌で覚えた料理と、バブルのときに鉄板のあるステーキ店で見た料理法を合体させた料理を作る。ステーキである。ステーキ店ではホタテガイを牛肉と同じような味つけにしていて、食って、感激して、以来の我が家の勝手に真似真似料理である。
ちなみに若い頃、深夜ワイワイガヤガヤやっていたときに、ほぼデルモで日常会話は英語という、女子が焼いたステーキの作り方も同じだったのでアメリカンなのかも知れない。
ソースが決め手の料理だ
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シイラのステーキといっても、ムニエルとの違いは小麦粉とバターを使わないことだけだ。
作り方は、三枚に下ろして切り身にする。
塩コショウして少し寝かせる。
表面に出て来た水分を拭き取り、じっくり香ばしくソテーする。香ばしく上がったら皿に取り、フライパンの火を止める。
ブランデー、醤油、にんにくみじん切り、粗挽き黒コショウをくわえて再び火をつけてデグラッセ。これをソースにしてソテーした切り身にかけ回す。