202507/27掲載

ミョウガの足でみそ汁

ミョウガのみそ汁に小分けのミョウガはいらぬ


ミョウガの足のみそ汁をすすりながら暫し思ったこと。
「ミョウガの足」は東京都八王子市やっちゃ場(青果市場)での呼び名で、高知県では「みょうがの茎」というらしい。
八王子総合卸売センター、八百角で見つけると必ず買うもので、根本は少し硬いが赤茶色の花(?)の部分は柔らかい。
ミョウガのみそ汁は毎日でもいいので、これをざくざく粗く刻んでだし(このときのだしは、アジ節/ムロアジ、さば節/ゴマサバに日高昆布)にぶっ込み、みそを溶く。
ミョウガは物忘れもしそうだが、暑さ忘れも出来る。

大袋に入っていて、値段が安い


国内のミョウガの流通は史上最悪だと思う。
大小揃える必要もないのにむりやり揃えている。
その分、人の手に触れる時間が長く、出荷の手間もかかる。
そんなものどうでもいいのでざくりと簡単に流通して欲しい。
値段を下げろと言っているのではない。
無駄を省けと言っているのである。
この高知県の「もったい茎」はかなりイケているがもっと乱暴でもいい。

花ミョウガというよりも茎ミョウガかも


この「ミョウガの足」は花の部分は刻んで薬味に、茎の方はみそ汁や炒め物にできる。

今現在のミョウガの流通は誰が考えて、誰が実行させているのだろう。
監督官庁はどこやねん。
こんなことを野放しにしているのはアホや、と思う。
この国の野菜を扱う人達よ、もっと温暖化とか、手間とかのこともを考えたらどうだろう。



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