シラナミガイ
代表的な呼び名シラナミ
シラナミガイの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
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食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★ 美味 |
概要
生息域
海水生。造礁サンゴ。
紀伊半島以南。熱帯インド・太平洋域。
生態
シャコガイの仲間は海中の微少なプランクトン、浮遊物もとらえるが、主な食料は体内の共生藻から得ている。共生藻(スーサンテラ)はシャコガイの排泄物である炭酸ガスやアンモニア、リン酸塩を取り込み、言うなれば植物での肥料分とし、かわりに光合成で得たアミノ酸や酸素をシャコガイに提供しているのだ。(参考文献/『黒潮に生きるもの』鈴木克美 東京書籍)
基本情報
主に琉球列島で食べられている。シャコガイ亜科ではヒメジャコがいちばん一般的で、本種など大型種は比較的少ない。
水産基本情報
市場での評価 関東にはときどき沖縄などから入荷してくる。値段は高い。(注/また沖縄県水産海洋研究センター石垣支所の久保弘文さんによると、沖縄のシャコガイではヒメシャコの評価がもっとも高く値段が高い。シラナミはそれに準じるものだという)
漁法 採取、養殖
主な産地 沖縄
選び方・食べ方・その他
選び方
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味わい
旬は不明。
貝殻は硬くて重いが。軟体部分も大きい。後閉殻筋とひも、内臓嚢の部分が刺身になる。
内臓嚢(ギーラのトーフ)が大きく非常にうま味が強い。貝柱はほどよい食感があり、甘味も感じられる。ひも(外套膜)は磯の風味が感じられるが少し硬い。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
シラナミの料理法/生食(刺身、セビチェ、内臓嚢の刺身)、汁(みそ汁)、ソテー(バター焼き)
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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