サガミフミガイ

25mm SL 前後になる。放射肋が強く、顆粒がある。

分類	軟体動物門二枚貝綱マルスダレガイ目トマヤガイ超科トマヤガイ科ヒラセフミガイ属
外国名	ー
学名	Glans sagamiensis Kuroda & Habe, 1961
漢字・学名由来	漢字相模文貝　Sagamifumigai 由来・語源模式産地相模湾。黒田徳米の命名。フミガイに似て相模湾を模式産地としているため。文貝『目八譜』より。放射肋が強い二枚貝であるフミガイが、なぜ文を思わせるのかは不明。目八譜なので文といっても巻紙を折り畳んだで開いて読む。その開いた状態に見立てたのかも。 Kuroda 黒田徳米（くろだとくべい　Kuroda Tokubei　1886-1987　兵庫県淡路島）。貝類学者。日本貝類学会創設者で、会長にもなった。同郷の平瀬與一郎の平瀬商店に丁稚奉公にあがり、貝類の収集、のちに分類にたずさわる。 Habe 波部忠重（はべただしげ　Habe Tadasige　1916-2001 兵庫県）。貝類学者。マダカアワビの記載など、貝類の分類に多大な業績を残しただけではなく多くの貝類図鑑を作る。貝類学会会長も務める。
地方名・市場名

概要

海水生。水深30-100mの砂礫底。
相模湾、［土佐湾］。

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貝の収集の対象。
珍しさ度底曳き網で混獲されたものを地道に探すしかない。手に入れるのは難しい。

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