ラブカ
ラブカの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
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食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
海水魚。水深120-1500m。深海性で主に水深500-1000mにいる。水深100以浅でも漁獲されることがある。
千葉県外海域、相模湾、八丈島、駿河湾、紀伊水道外海域、九州南岸、沖縄舟状海盆南部。
台湾、オーストラリア東岸、ニュージーランド、ミッドウェー諸島、カリフォルニア南部、チリ北部、アフリカ中部西岸、スリナム、ギアナ沖、ノルウェー北部、来た大西洋。
生態
胎生。
8〜12の仔魚を産む。
8〜12の仔魚を産む。
基本情報
ラブカ科ラブカ属は世界中に1種類と思われていたが、南アフリカで「Chlamydoselachus africana Ebert & Compagno, 2009」が新種として記載されて2種に。現在ではツノザメ上目になっているが古くはサメ類の先頭(もっとも原始的な)にあった。デボン紀にいた古代魚、Cladoselache(クラドセラケ)の子孫と考えられていたこともある。
深海魚だが産卵期の春〜初夏にかけて浅場に来る。この時季に相模湾、駿河湾などでは刺し網や底曳き網などで希に漁獲されていた。
本種は口が前についている。尾鰭がとても原始的であることなど
水産基本情報
市場での評価/流通したなどの確かな情報はない。
漁法/刺し網
産地/神奈川県、静岡県
選び方・食べ方・その他
選び方
触って張りのあるもの。粘液などが出ていないもの。
味わい
旬は不明。比較的水揚げがあるのは春〜初夏。
鱗はざらつき取りにくい。皮は厚く、軟弱で半分がゼラチン質を思わせる。骨は軟骨。
白濁した白身で熱を通しても硬く締まらない。すしダネにもなる。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
ラブカの料理法・レシピ・食べ方/生食(刺身)、煮る(煮つけ、すくめ)、揚げる(フライ、唐揚げ)、ソテー(ムニエル、卵焼き)、焼く(みそ漬け、幽庵焼き)、汁(みそ汁)
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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