ミギマキ
体長30センチ前後になる。
魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
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食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★ 美味 |
分類 | 顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目タカノハダイ科タカノハダイ属
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外国名 | Redlip morwong
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学名 | Cheilodactylus zebra Döderlein, 1883
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漢字・学名由来 | 漢字 右巻 |
地方名・市場名 |
概要
生息域
海水魚。浅い岩礁域。タカノハダイよりも温かい海域にいる。
千葉県外房〜九州南岸の太平洋沿岸、屋久島。[少ない]伊豆諸島、小笠原諸島、奄美大島。台湾。
生態
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基本情報
本種は利用率の悪いタカノハダイ科の中でももっとも流通量が低い。
魚体が薄く、歩留まりが悪い。ときどき磯臭いものがあるなどで、商品価値はほとんどないとされている。本種を好んで利用している地域はないと思われる。ただし、意外に臭みのある固体はなく、身質もいいのでとれたら流通して欲しい魚のひとつだ。
水産基本情報
市場での評価 関東には稀に活魚などで入荷してくる。非常に安い。
漁法 定置網
産地 三重県、和歌山県、宮崎県、静岡県
選び方・食べ方・その他
選び方
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味わい
旬は秋から春だと思う
鱗は細かいく硬く取りにくい。皮は厚みがありしっかりしている。骨はやや硬い。
透明感のある白身で、ときに磯臭い。熱を通しても硬く締まらない。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
ミギマキの料理法・調理法・食べ方/生食(刺身)、煮る(煮つけ)、汁(みそ汁)
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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旧ページ内容
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伊豆などではイセエビなどの刺し網にかかっているのをよく見かけるが、外房ではいまだ見ていない。
タカノハダイよりも食用魚としての扱いは低いよう。これは味わいより唇の赤味が食指を引っ込めさせるもののよう。
■活けのものを薄造りにする。これが抜群にうまかったのだ。シコシコした食感だけでなく、しっかり旨味も感じられる。また熱を通すとパサつくので塩焼きよりも、煮つけやムニエルなどが向いている
地方名・市場名
オケイサン シオブロ
参考『紀州魚譜』(宇井縫蔵 淀屋書店 1929) 場所和歌山県周参見
参考『紀州魚譜』(宇井縫蔵 淀屋書店 1929) 場所和歌山県周参見
ミコチヨ ミコチョ
参考『紀州魚譜』(宇井縫蔵 淀屋書店 1929) 場所和歌山県田辺
参考『紀州魚譜』(宇井縫蔵 淀屋書店 1929) 場所和歌山県田辺
ミギマキ
備考標準和名 参考文献 場所富山県高知県室戸岬
備考標準和名 参考文献 場所富山県高知県室戸岬
オタツダイ
参考文献 場所熊本
参考文献 場所熊本
カラス
参考文献 場所神奈川県江ノ島
参考文献 場所神奈川県江ノ島
タカノハ
参考文献 場所紀州各地
参考文献 場所紀州各地
ヒダリマキ[左巻き]
参考聞取、『紀州魚譜』(宇井縫蔵 淀屋書店 1929) 場所和歌山県串本、高知県宿毛市田ノ浦すくも湾漁協
参考聞取、『紀州魚譜』(宇井縫蔵 淀屋書店 1929) 場所和歌山県串本、高知県宿毛市田ノ浦すくも湾漁協
タカノハ ミコマキ
備考田中茂穂は「和歌山県各地でタカノハ、同県でミコマキ、同周参見でシロタカノハ、オケイサンと云う。昔おけいと云う女があって、この肴の色彩のように常に濃艶な装をしていたため」。 場所和歌山県各地
備考田中茂穂は「和歌山県各地でタカノハ、同県でミコマキ、同周参見でシロタカノハ、オケイサンと云う。昔おけいと云う女があって、この肴の色彩のように常に濃艶な装をしていたため」。 場所和歌山県各地
シロタカノハ
備考田中茂穂は「和歌山県各地でタカノハ、同県でミコマキ、同周参見でシロタカノハ、オケイサンと云う。昔おけいと云う女があって、この肴の色彩のように常に濃艶な装をしていたため」。 場所和歌山県白崎・周参見
備考田中茂穂は「和歌山県各地でタカノハ、同県でミコマキ、同周参見でシロタカノハ、オケイサンと云う。昔おけいと云う女があって、この肴の色彩のように常に濃艶な装をしていたため」。 場所和歌山県白崎・周参見
カラス シマダカ ジョロウダカ
参考文献
参考文献