スズハモ
スズハモの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
珍魚度・珍しさ | ★★★ がんばって探せば手に入る |
---|---|
魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★ 美味 |
概要
生息域
海水魚。100m以浅。
北海道釧路・函館市臼尻(亀田半島東部)、青森県八戸(希)、[宮城県気仙沼]、相模湾、熊野灘、紀伊水道、土佐湾、瀬戸内海西部、山口県日本海沿岸、東シナ海大陸棚域。
朝鮮半島、澎湖諸島、台湾南部、福建省・広東省、インド-西太平洋(アフリカ東岸〜フィジー諸島)。
生態
メスの方が大きくなる。
スズハモ=33~39
ハモ=40~47
基本情報
紀伊水道や瀬戸内海西部、東シナ海でたくさんとれる。水産的に重要なもので練り製品などに加工されている。鮮魚としてはハモ(本ハモ)と比べると安く、関西ではあまり喜ばれない。
関東ではときに入荷を見るが、区別できないまま扱われているので本種だけの評価がない。関西以上に高値であったりする。
ハモのような身や皮の柔らかさがない。脂の乗りが悪いなどでとても安い。
珍魚度 珍しくはないが、鮮魚での流通が少ないので手に入れるのは至難。
水産基本情報
市場での評価 少ないながら入荷がある。値段は安め。
漁法 底曳き網、延縄
産地
選び方・食べ方・その他
選び方
触って張りのあるもの。締めたものは死後硬直していないもの。
味わい
旬は夏
ハモと同様骨切りして料理する。
脂が少なく、ハモと比べて旨みが少ない。
骨が硬い。
栄養
ー
危険性など
歯が鋭く攻撃性が強いので不用意に触らないこと。向かってくることもある。
食べ方・料理法・作り方
スズハモの料理・レシピ・食べ方/揚げる(唐揚げ、天ぷら)、煮る(湯引き、煮つけ)、焼く(タレ焼き)
水洗いして開く。半身にして鰭などをていねいに取り、腹骨をすく。これを重めの包丁で骨切りしていく。少しだけ塩を入れると身が開く。比較的しっかり火を通したい。
ハモと比べると脂は少ないものの身に味がある。梅肉酢や柑橘しょうゆなどで食べる。
好んで食べる地域・名物料理
ー
加工品・名産品
ー
釣り情報
ー
歴史・ことわざなど
ー