クロガシラガレイ
代表的な呼び名クロガレイ
クロガレイ・黒ガレイという名で流通するカレイは2種
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コラム
北海道羅臼波止釣り指南
珍魚度・珍しさ | ★★ 少し努力すれば手に入る |
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魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
食べ物としての重要度 | ★★★ 一般的(流通量は普通) |
味の評価度 | ★★★ 美味 |
分類 | 顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系カレイ目カレイ亜目カレイ科マガレイ属
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外国名 | Cresthead flounder
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学名 | Pseudopleuronectes schrenki (Schmidt, 1904)
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漢字・学名由来 | 漢字 黒頭鰈 Kurogasiragarei Schmidt ペーター・シュミット(1872-1949)。ロシア(ソビエト)の魚類学者。 |
地方名・市場名 |
概要
生息域
海水魚。水深100メートルより浅い砂泥地。
北海道全沿岸、東北地方太平洋沿岸。
朝鮮半島東岸北部から沿海州をへてサハリン南部、アムール、千島列島。
生態
産卵期は日本海の増毛地方では2月下旬〜3月中旬。
太平洋沿岸とオホーツク沿岸では4月中旬〜5月中旬。
根室湾では4月下旬〜5月下旬。
基本情報
三陸から青森県、北海道にかけて生息する。関東に北海道からクロガレイとときに混ざり、たくさん入荷してくる。関東ではもっとも一般的なカレイのひとつ。
一般的に「くろがれい」とされ、クロガレイと区別されず流通し、売られているので標準和名、クロガシラガレイを知っている人は皆無といってもいいだろう。マコガレイよりも安くて型が揃っているので、スーパーや一般的な魚屋の間では人気が高い。
関東では知らず知らずに食べているといった存在である。食堂などでの煮魚の定番的なもののひとつ。
珍魚度 関東など全国的に流通するが、クロガレイと混ざっているなど、まずは同定能力を上げないと手に入らない。
水産基本情報
市場での評価 関東では「くろがれい」として春の子持ちの時期にまとまって入荷してくる。本種単体ではなく、クロガレイと混ざって入荷してくることの方が多い。
漁法 刺し網
主な産地 北海道
選び方・食べ方・その他
選び方
触って硬いもの。卵粒がこぼれているようなものはだめ。体液が出ているものもさける。
味わい
関東には春から夏にかけてまとまって入荷してくる。真子を尊ぶので、旬は入荷の最盛期であるこの時季と重なる。
鱗は小さくて取りやすい。皮はしっかりして強い。骨は軟らかい。
透明感のある白身で、水分が多く鮮度落ちは早い。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
水洗いして切り身にする。水分をよくきり、塩コショウ、小麦粉をまぶして多めの油でじっくり香ばしくソテーする。焼き上がりにマーガリン、もしくはバターで風味づけする。
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
釣り情報
船釣り、投げ釣りで狙う。
北海道の釣り人の間では鰭の斑文が薄いので「薄化粧」という。
歴史・ことわざなど
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地方名・市場名
参考『北海道の全魚種図鑑』(尼岡邦夫、仲谷一宏、矢部衛 北海道新聞社) 場所北海道
参考『北海道の全魚種図鑑』(尼岡邦夫、仲谷一宏、矢部衛 北海道新聞社)、文献 場所北海道全域・厚岸・能取湖・増毛・留萌郡小平町鬼鹿
参考『北海道の全魚種図鑑』(尼岡邦夫、仲谷一宏、矢部衛 北海道新聞社)、文献 場所北海道厚岸
参考『北海道の全魚種図鑑』(尼岡邦夫、仲谷一宏、矢部衛 北海道新聞社)、文献 場所北海道根室
参考文献 場所北海道根室地方
参考『北海道の全魚種図鑑』(尼岡邦夫、仲谷一宏、矢部衛 北海道新聞社) 場所北海道能取湖
場所福島県
場所関東の市場
参考文献