カスミアジ
カスミアジの形態写真一覧 (クリックで下に拡大表示)
![SL 117cm(体長)前後になる。国内ではSL 50cm前後までが多い。脂瞼が発達し体側の後半部分に稜鱗(ぜんご)がある。胸部は完全に鱗で被われる。目が口のラインよりも上にあり、口の後端よりも後ろにある。[成魚]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1120/Thumb500/kasumiaji.jpg)
![SL 117cm(体長)前後になる。国内ではSL 50cm前後までが多い。脂瞼が発達し体側の後半部分に稜鱗(ぜんご)がある。胸部は完全に鱗で被われる。目が口のラインよりも上にあり、口の後端よりも後ろにある。[若魚]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1120/Thumb500/kasumiaji0.jpg)
SL 117cm(体長)前後になる。国内ではSL 50cm前後までが多い。脂瞼が発達し体側の後半部分に稜鱗(ぜんご)がある。胸部は完全に鱗で被われる。目が口のラインよりも上にあり、口の後端よりも後ろにある。[成魚]
魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
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食べ物としての重要度 | ★★★ 一般的(流通量は多くも少なくもない) |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要 
生息域
海水魚・汽水魚。内湾やサンゴ礁などの沿岸域。
伊豆〜小笠原諸島、屋久島、琉球列島、南大東島、尖閣諸島。
幼魚が主/相模湾〜九州南岸の低平洋沿岸・九州西岸
台湾、西沙諸島、インド-太平洋(ペルシャ湾をのぞく)
伊豆〜小笠原諸島、屋久島、琉球列島、南大東島、尖閣諸島。
幼魚が主/相模湾〜九州南岸の低平洋沿岸・九州西岸
台湾、西沙諸島、インド-太平洋(ペルシャ湾をのぞく)
生態
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基本情報
本州の沿岸域では幼魚が多いと思う。静岡県などでメッキと呼ばれる中にも本種が混ざっている。成魚は九州、四国、紀伊半島、琉球列島に多いが、60cm前後が多い。
熱帯の大型個体はシガテラ毒の危険があるとされる。ただし国内、沖縄県などにも大型個体は少なく、沖縄県では一般的な食用魚だ。
熱帯の大型個体はシガテラ毒の危険があるとされる。ただし国内、沖縄県などにも大型個体は少なく、沖縄県では一般的な食用魚だ。
水産基本情報
市場での評価/沖縄県などでは一般的な食用魚。入荷量は少ない。一般にアジ科はガーラとして一括りになるのかも。あまり高価ではない。
漁法/刺し網、刺突漁
産地/沖縄県など
漁法/刺し網、刺突漁
産地/沖縄県など
選び方・食べ方・その他 
選び方
若魚は金色が強いもの。成魚は鰭際などのコバルトブルーが強いもの。触って張りのあるもの。
味わい
旬は不明。
鱗は細かく取りやすい。外皮は厚みがあって強く。内側にある白い皮は薄いが硬い。骨はあまり硬くない。
血合いの赤い白身で透明感がある。熱を通しても硬く締まらない。
鱗は細かく取りやすい。外皮は厚みがあって強く。内側にある白い皮は薄いが硬い。骨はあまり硬くない。
血合いの赤い白身で透明感がある。熱を通しても硬く締まらない。
栄養
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寄生虫
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食べ方・料理法・作り方(お勧め順)
カスミアジの料理法・調理法・食べ方/生食(刺身、セビチェ)、揚げる(フライ)、ソテー(バター焼き)、汁(みそ汁)、煮る(煮つけ)、汁(みそ汁)

カスミアジの刺身 水揚げ時の扱い、流通上の扱いが味に大きく影響する。できれば活け締めがいい。アジ科ではあるが、マダイなどに近い風味がある。白身に背の青い魚のうまさを加味したというとわかりやすいかも。水洗いして三枚に下ろして皮を引き、刺身にする。しょうがもいいがわさびも合う。





好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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参考文献
『美ら海市場図鑑 知念市場の魚たち』(三浦信男 ぬにふぁ星 2012)、『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会)