202405/09掲載

スルメイカげそで簡単昼ご飯、サラダ飯

じゃがいもだけはぜひ、だけどあとはどうでもいい


連休中に水産生物(水産物)が切れた。ちょっと慌ただしいこともあり、連休明けにも1度しか市場に行けていない。
ホームセンターに消耗品を買いに言ったついでに、鮮魚売場でお買い得品のスルメイカのげそを買って来た。
長崎県産で成イカというよりもバラ(若い個体)である。それでもたっぷり入って500円ほどは安いと思う。
これで3食をまかなう。
最初のスルメイカのご飯は世にも簡単なアドリブ料理、だ。
帰宅してから残り物を全部並べてみる。
じゃがいも1個、にんじん半分、スナップエンドウ一握り、マシュルームだ。
+ローリエ、にんにくにビネガー・オイル・スパイス・塩。

げそは絶対に熱を通しすぎない


まずはげそ3分の1パック分を適当に切る。
市販のハーブブイヨン(マコーミック)を煮立ててげそをゆでる。
ブイヨンは塩少々加えてもいい。
火が8分目くらい通ったら陸揚げにする。

順番にブイヨンの中に放り込むだけ


その間にじゃがいもをコンカッセよりも大きめサイコロに切る。
げそを取り出した鍋にローリエと一緒に放り込む。
にんじんもサイコロに切って放り込む。
スナップエンドウの筋取りをする。
じゃがいもにほぼ火が通ったときに放り込む。

オイルとビネガーとにんにくだけで、塩は入れない


スナップエンドウを追加して1分間で油(ここではグレープシードオイルだけど何でもいい)、ワインビネガーとバルサミコ、にんにくをすり下ろして合わせて、よくよくかき混ぜておく。
本来は食べるときの器内でやるが今回は分かりやすくボウル内で行った。

味つけは最後にする


1分経ったら煮上がりを、陸揚げにしたスルメイカげそとともに、合わせたオイル・ビネガーに熱いうちに放り込んで、和え、塩・クラッシュコショウで味つけする。
最後にスライスしたマシュルームを加える。
*煮た汁は味加減するとスープになる。

ウルトラ省エネ、アドリブ料理の完成


これでスルメイカと野菜のサラダ飯の出来上がり、なのだ。
我が家の料理はなぜだか塩分が極めて少なめだけど、素材そのものの味がしてやたらにうまいのである。
スルメイカのげそが、こんな混沌とした中でも浮き上がってくるのがすごいと思う。
朝ご飯のほかに、おまんじゅうを2個も食べたために昼はパンもご飯も抜きにしたけど、じゃがいもって糖質かも知れぬ。

このコラムに関係する種

スルメイカのサムネイル写真
スルメイカJapanese flying squid海水生。オホーツク海、北海道〜琉球列島。香港。北限はカナダでも発見されている。・・・・
詳細ページへ

関連記事 ▽




呼び名検索

方言を含む全ての名(標準和名,方言,呼び名,外国名,学名)から水産物を検索します。

閉じる