チャネルキャットフィッシュ
代表的な呼び名アメリカナマズ
チャネルキャットフィッシュの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
珍魚度・珍しさ | ★★★ がんばって探せば手に入る |
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魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
淡水魚。北アメリカロッキー山脈以東のカナダ南部とアメリカに広く棲息する。
国内では利根川水系、霞ヶ浦、琵琶湖・淀川水系。
霞ヶ浦で1981(1979年ともいう)に養殖用に種苗を持ち込んだのが逃げて繁殖したとされている。
日本各地で養殖されている。
生態
雑食性の魚。体長50センチを超え、重さ7キロ以上になる。
基本情報
北アメリカ大陸原産で、アメリカ東部、カナダなどで、もっともポピュラーな淡水魚である。養殖のために移入。霞ヶ浦では養殖して採算がとれなかったので、人為的に逃がしたのだとされている。
これが爆発的に増えてしまった。特産のワカサギなど在来種を食害して、今やブラックバスとともに有害種となっている。
ただし非常においしい魚で、淡水魚の臭みも身の脆弱さもない。有害種とする以前に食べるべきだと思う。
珍魚度 珍しい魚ではないが、流通しない。霞ヶ浦などで自ら釣り上げるしかない。
これが爆発的に増えてしまった。特産のワカサギなど在来種を食害して、今やブラックバスとともに有害種となっている。
ただし非常においしい魚で、淡水魚の臭みも身の脆弱さもない。有害種とする以前に食べるべきだと思う。
珍魚度 珍しい魚ではないが、流通しない。霞ヶ浦などで自ら釣り上げるしかない。
水産基本情報
市場での評価/流通することはほとんどない。養殖ものは各地で名物的な扱い。
千葉県、茨城県の淡水域では非常に増えており、ときに張り網(定置網)、延縄などの獲物のほとんどが本種であることもあるという。市場的価値もなく、小魚二枚貝などを捕食することで内水面漁業に多大な被害を与えている。食用にフィレなどにして流通させるべきだ。
さて、国内ではきらわれものであるが、アメリカでは重要な食用魚で養殖も盛んである。ベトナム産の「バサ」でも触れたようにナマズのフライはカナダ、アメリカでもっとも好まれているもの。
漁法/釣り、定置網
産地/茨城県、千葉県
選び方・食べ方・その他
選び方
できれば生きているもの。
味わい
旬は不明
力が非常に強く棘が鋭いので取扱注意。
白身でほどよく繊維質で肉がしまっている。旨みもあり上質。
養殖ものは生食も可能。
注/天然ものは生食は危険。食べるなら自己責任で
力が非常に強く棘が鋭いので取扱注意。
白身でほどよく繊維質で肉がしまっている。旨みもあり上質。
養殖ものは生食も可能。
注/天然ものは生食は危険。食べるなら自己責任で
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
チャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)の料理法・調理法・食べ方/揚げる(フライ、フィッシュ&チップス、天ぷら)、ソテー(ムニエル)、汁(トマトスープ、みそ汁)、煮る(醤油煮)、生食(刺身、洗い)、焼く(幽庵焼き)
注/天然ものは生食は危険。食べるなら自己責任で 注/天然ものは生食は危険。食べるなら自己責任で
注/天然ものは生食は危険。食べるなら自己責任で
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
霞ヶ浦ではブラックバスを狙うルアーにも、コイ釣りの植物性のエサにもくる。もっともよく釣れるのはミミズエサのぶっ込み釣り。いきなり竿ごと引き込むようなアタリで、大は3㎏、4㎏の固体がくる。
歴史・ことわざなど
■ 霞ヶ浦で1981(1979年ともいう)に養殖用に種苗を持ち込んだのが逃げて繁殖したとされている。
■ 千葉県、茨城県の淡水域では非常に増えており、ときに張り網(定置網)、延縄などの獲物のほとんどが本種であることもあるという。市場的価値もなく、小魚二枚貝などを捕食することで内水面漁業に多大な被害を与えている。