コブシメ
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コラム
イカの大きさについて
魚貝の物知り度 | ★★ これは常識 |
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食べ物としての重要度 | ★★★ 一般的(流通量は普通) |
味の評価度 | ★★★ 美味 |
概要
生息域
海水生。サンゴ礁域。
九州南部・[鹿児島県南さつま市笠沙]から琉球列島。西部太平洋、インド洋の熱帯域。
生態
産卵期は冬。
ヨロイサンゴなど特定のイシサンゴに直径3センチほどの卵囊(うすいまくにつつまれたたまご)を生みつける。
基本情報
沖縄に多い大型のコウイカ。オーストラリアにいるオーストラリアコウイカ(Sepia apama)とともに世界最大級のコウイカ。
流通的には鹿児島以南特産イカと思っても間違いない。郷土料理のイカの墨汁(いちゃのすみじる)、琉球王国の宮廷料理である東道盆(とぅんだーぶん)の「花いか(表面を赤く染めて、花などの形に切ったもの)」などに使われる。
またアオリイカ、ソデイカなどとともに琉球列島ではもっとも主要なイカともいえそう。
水産基本情報
市場での評価 沖縄ではアオリイカと並ぶ高級イカ。高値で安定している。
漁法 刺突漁(モリで突く)、定置網
産地 沖縄県
選び方・食べ方・その他
選び方
文様のくっきりしているもの。文様が消えて白くなっているものは古い。
味わい
旬は10月〜3月くらいまで。
大型で歩留まりがよい。皮も剥きやすい。
身はやや柔らかく、冷凍すると甘みが増す。
身と頭部は煮ても硬くならない。げそは煮るととても硬くなる。墨が多い。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
コブシメの料理法・調理法・食べ方/汁(墨汁)、生食(刺身、セビチェ)、ソテー(中華炒め)、煮る(ゆでる、煮つけ)
好んで食べる地域・名物料理
沖縄県。
加工品・名産品
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釣り情報
ルアーやボラなど生き餌を使って釣る。
歴史・ことわざなど
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