クビレヅタ


総の長さは15センチを超える

物知り度 ★★★
知っていたら通人級
食べ物としての重要度 ★★★★
重要
味の評価度 ★★★★
非常に美味
分類
植物界褐藻植物門緑藻綱ハネモ目イワヅタ科イワヅタ属
外国名
英名/Green caviar
学名
Caulerpa lentillifera J. Agardh
漢字・学名由来

漢字 括岩蔦。
由来・語源 不明

地方名・市場名
ウミブドウ[海葡萄]
備考一般的に。 

概要

生息域

海水生。南西諸島。
東南アジア、オーストラリア。

生態

基本情報

ウミブドウというのは食材としての名。
イワズタ科の藻体が管状で根や茎に見える部分があり、先端が球状になっている。
これがブドウの実のようであるために、ついたもの。
食用とされるのはウミブドウ(クビレズタ)とフサイワズタ。
ウミブドウは沖縄で養殖が行われ、また熱帯から輸入もされている。
今ではスーパーなどにも見かけ人気がある。
フサイワズタは熊本などで養殖が試みられており、新しい養殖用海藻として脚光を浴びている。

標準和名のクビレズタはほとんど知られていない。
食材としてのウミブドウは沖縄で養殖が行われ、また熱帯域からの輸入もあって、値段も安定しているために、人気がある。
常温で保存できる点も便利だとされている。
刺身の妻やサラダなどに利用されている。

水産基本情報

市場での評価 近年入荷の多くなっているもの。沖縄産をはじめ、フィリピンなどからの輸入もよく見かける
漁法 養殖
主な産地 沖縄

選び方・食べ方・その他

選び方

球体部の丸く膨らみのあるもの。濃い緑であるもの。

味わい

旬は周年。
生のまま食べられる。
海藻らしい風味があり、プチプチした食感がある。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

調理法 生食
塩水漬け、塩漬けなどもあるが、近年では生でも出回っている。
普通海藻は熱を通して食べるのが基本だが、本種は生で食べる。
非常に食感がよく、ほどよい塩味が感じられる。
刺身の妻

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど