オヒョウ
珍魚度・珍しさ | ★★★ がんばって探せば手に入る |
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魚貝の物知り度 | ★★★ 知っていたら通人級 |
食べ物としての重要度 | ★★★ 一般的(流通量は普通) |
味の評価度 | ★★★ 美味 |
概要
生息域
海水魚、水深30mから1100メートルに棲息。400mより浅場に多い。
北海道以北。青森県風間浦・八戸、山形県、新潟県、富山湾、石川県。
オホーツク海、ベーリング海、アラスカ腕〜カリフォルニア半島北部。
生態
産卵期はアラスカ湾、ベーリング海で11月から翌年2月。北海道では10月から翌年2月上旬。
雌の方が早く成長し、寿命も長い。雄で27歳、雌で42歳くらいまで生きる。
小さい時期にはプランクトンやカニ、エビ、タコなどを食べるが、大型になるとスケトウダラ、マダラ、ギンダラなどを襲う。
基本情報
非常に大型になるカレイ科のカレイである。主に北海道で揚がる魚である。
国内よりもアメリカなどで好んで食べられている。国内では身に味がないと嫌われているが、和ではなく洋風に油やバターなどを使った料理で気軽に食べるといいだろう。
産地などでは刺身にもなるが、消費地では安くておいしい白身魚と考えて日常的に利用したい。
珍魚度 食用魚で珍しくはない。ただし丸のままの状態で見るのは努力を要す。
水産基本情報
市場での評価 主に冷凍フィレなどで見かける。関東の市場に丸をみることは少ない。国内の産地は北海道が中心だが、値段は安い。輸入物もやや安値。
漁法 釣り、刺し網、底曳き網
主な産地 北海道
輸入 アメリカ、カナダ
選び方・食べ方・その他
選び方
身体が分厚く、触って硬いもの。鰓が鮮紅色のもの。
味わい
旬は夏〜秋
鱗は弱く取りやすいが、すき引きした方が取りやすい。皮は少し厚みがあって弱い。骨はあまり硬くない。
まったくクセのない白身。生で食べるとやや旨みに欠けが、鮮度の問題であるかもしれない。
ムニエルなどバターや油を使った料理に向いている。
厚みがあるので用途が広い。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
冷凍フィレ
釣り情報
アラスカでの船で身エサでのオヒョウ釣りが有名。
歴史・ことわざなど
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