イバラガニモドキ

イバラガニモドキの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
甲幅22.5cm前後になる。赤みを帯びたベージュ色で、甲はしずく型で全体に丸味が感じられる。全身に棘がある。額角は全体の5分の1の大きさがあり、前方に突出している。雄は足が長く、ふんどしが小さい。雌は脚が細く短くふんどしが甲と同じくらいに大きい。[雄]
甲幅22.5cm前後になる。赤みを帯びたベージュ色で、甲はしずく型で全体に丸味が感じられる。全身に棘がある。額角は全体の5分の1の大きさがあり、前方に突出している。雄は足が長く、ふんどしが小さい。雌は脚が細く短くふんどしが甲と同じくらいに大きい。[雄]
甲幅22.5cm前後になる。赤みを帯びたベージュ色で、甲はしずく型で全体に丸味が感じられる。全身に棘がある。額角は全体の5分の1の大きさがあり、前方に突出している。雄は足が長く、ふんどしが小さい。雌は脚が細く短くふんどしが甲と同じくらいに大きい。[雌]
甲幅22.5cm前後になる。赤みを帯びたベージュ色で、甲はしずく型で全体に丸味が感じられる。全身に棘がある。額角は全体の5分の1の大きさがあり、前方に突出している。雄は足が長く、ふんどしが小さい。雌は脚が細く短くふんどしが甲と同じくらいに大きい。[雌]
甲幅22.5cm前後になる。赤みを帯びたベージュ色で、甲はしずく型で全体に丸味が感じられる。全身に棘がある。額角は全体の5分の1の大きさがあり、前方に突出している。雄は足が長く、ふんどしが小さい。雌は脚が細く短くふんどしが甲と同じくらいに大きい。[雄]
甲幅22.5cm前後になる。赤みを帯びたベージュ色で、甲はしずく型で全体に丸味が感じられる。全身に棘がある。額角は全体の5分の1の大きさがあり、前方に突出している。雄は足が長く、ふんどしが小さい。雌は脚が細く短くふんどしが甲と同じくらいに大きい。[雄]
珍魚度・珍しさ★★★
がんばって探せば手に入る
魚貝の物知り度 ★★★★
知っていたら達人級
食べ物としての重要度 ★★★
一般的(流通量は普通)
味の評価度 ★★★★
非常に美味
分類
節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目異尾下目タラバガニ科イバラガニ属
外国名
英名/Golden king clab
学名
Lithodes aequispinus Benedict,1894
漢字・学名由来

漢字 茨蟹擬 Ibaraganimodoki
由来・語源 近縁種のイバラガニに似ているため。別名、ホクヨウイバラガニ。
イバラガニは全身が棘に覆われているため。

地方名・市場名
イバラガニ
参考聞取 場所流通の場で 
タラバガニ
場所駿河湾 
ホクヨウイバラガニ
場所別名 

概要

生息域

海水生。水深270m-1100mの砂泥地。
紀伊水道外域紀伊海底谷、熊野灘、遠州灘、駿河湾、相模湾、東京湾、房総半島沖、銚子沖、福島県塩屋崎沖、北海道釧路・北見沖・オホーツク海。
エトロフ沖、ベーリング海、アリューシャン列島、アラスカ湾、カナダブリティッシュコロンビア。

生態

基本情報

深海性で紀伊水道以北から北太平洋、カナダ沖まで広い生息域を持つ。古くは北洋イバラガニと呼ばれてたくさんとれていたもの。
国内での水揚げは安定していないが北海道〜三重県まで水揚げをみる。現在ではロシア産が多く、国内ではあまりたくさんとれない。
タラバガニ科の中でも味のいいことで知られている。国内だけではなくアメリカなどでも、ゴールデンキングクラブとして人気がある。
珍しさ度 珍しくはないが、流通が単発的なので手に入れるのは至難。

水産基本情報

市場での評価 入荷量は少ない。値段はやや高値。
漁法 カゴ漁
産地 ロシア、北海道

深海のカゴ漁 駿河湾でのエゾイバラガニ、イバラガニモドキのカゴ漁。[静岡県焼津市小川長兼丸、長谷川久志さん]
雄の方が高い タラバガニ全般に言えることだが、脚の短い雌よりも雄の方が高い。味も雄の方がいいとされている。

選び方・食べ方・その他

選び方

原則的に生きているもので持って重いもの。

味わい

旬は不明。
殻は硬く、棘が多い。非常に食べづらい。
身はしまっており、甘みが強い。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

イバラガニモドキの料理・レシピ・食べ方/蒸す、生食(刺身、内子)
イバラガニモドキの蒸しもの 大型のカニなので、そのままゆでるよりも甲螺を外し、脚を左右に割って蒸した方が簡単である。ここでは約15分ほど蒸した。雌で内子を持っているものは少し長めに蒸すといい。
蒸すと赤く発色し、脚の部分の表面も赤くなる。身(筋肉)が詰まっていて、束状の繊維が口に入れると脆弱にほぐれる。強い甘味と甲殻類の風味がある。
イバラガニモドキの内子 雌の内子は珍味である。比較的柔らかく、口に入れるととろっとして舌の上で崩れる。どこかしらウニの味を思わせる。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど