アラスカキチジ
代表的な呼び名キンキ
アラスカキチジの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
珍魚度・珍しさ | ★★★ がんばって探せば手に入る |
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魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
食べ物としての重要度 | ★★★ 一般的(流通量は普通) |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
海水魚。水深100-1600mに棲息。
北海道オホーツク海沿岸、北海道〜[岩手県宮古]・福島県、茨城県の太平洋沿岸。
カムチャツカ半島東岸〜ベーリング海・アリューシャン列島・アラスカ湾をへてカリフォルニア半島。
生態
卵生。
基本情報
北海道が生息域の南限。流通するほとんど総てがアメリカ、カナダ、ロシアからの輸入もの。冷凍魚を扱う会社にとっては定番魚のひとつ。1975年前後に北洋での底曳き網でとり、冷凍して国内に持ち込み始めた。最初は売れなくて困る魚であったが、今や冷凍魚の中でも高価な部類となっている。
また国産、北海道でとれるものは非常に珍しく、貴重である。
キチジと比べると少し水分が多いものの非常においしい。
珍魚度 国内で揚がることはめったにないので、国内産は珍魚。アメリカなどからの輸入は手に入れやすい。
水産基本情報
市場での評価
輸入物/アラスカ、ロシアなどから輸入される。冷凍魚のなかでも高級なもののひとつ。
国内産/北海道で希にとれる貴重なもの。輸入冷凍ものとは別種の味わいが楽しめる。非常に高価。
漁法 釣り
主な産地
輸入原産国/アメリカ、カナダ、ロシア
国産/北海道
選び方・食べ方・その他
選び方
冷凍焼けしたいないもの。見た目がやせていないもの。
味わい
旬は不明。
鱗は柔らかくとりやすい。皮は厚みがあって強い。骨は柔らかい。
赤みがかった白身。筋肉に脂が混在してやや脆弱。熱を通しても硬くならない。
鱗は柔らかくとりやすい。皮は厚みがあって強い。骨は柔らかい。
赤みがかった白身。筋肉に脂が混在してやや脆弱。熱を通しても硬くならない。
栄養
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危険性など
背鰭など棘には要注意。刺されると非常に痛い。ときに長く激しく痛む
食べ方・料理法・作り方
アラスカキチジの料理法・レシピ・食べ方/汁(しゃぶしゃぶ、潮汁)、煮る(煮つけ、肝和え)、蒸す(酒蒸し)、生食(皮霜造り、刺身)、焼く(塩焼き)、揚げる(唐揚げ)
好んで食べる地域・名物料理
おめでたい時の魚 赤物。体色が赤いキチジ(メンメン)とメヌケ(オオサガ、ヒレグロメヌケ、バラメヌケなど)は〈タイの獲れない北国ではおめでたい時の魚として建て前や祝事におかしらつきとして出てくる魚である〉。
加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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