アカモンガニ

アカモンガニの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
甲長15cm前後になる。甲羅に11個の赤褐色の斑紋があり。中央部と目の後方の5個が大きい。
甲長15cm前後になる。甲羅に11個の赤褐色の斑紋があり。中央部と目の後方の5個が大きい。
甲長15cm前後になる。甲羅に11個の赤褐色の斑紋があり。中央部と目の後方の5個が大きい。
甲長15cm前後になる。甲羅に11個の赤褐色の斑紋があり。中央部と目の後方の5個が大きい。
甲長15cm前後になる。甲羅に11個の赤褐色の斑紋があり。中央部と目の後方の5個が大きい。
魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度 ★★
地域的、嗜好品的なもの
味の評価度 ★★★★
非常に美味
分類
節足動物門甲殻亜門軟甲綱(エビ綱)真軟甲亜綱(エビ亜綱)ホンエビ上目十脚目抱卵亜目短尾下目(カニ下目)アカモンガニ科アカモンガニ属
外国名
Spotted reef crab, Clown crab
学名
Carpilius maculatus (Linnaeus, 1758)
漢字・学名由来

漢字/赤紋蟹
由来・語源/甲羅に大きな赤い紋があるため。

Linnaeus
Carl von Linné(カール・フォン・リンネ 1707-1778 スウェーデン)。二名法を確立。
地方名・市場名
ハンガヤ
参考『復刻 奄美生活誌』(惠原義盛 南方新社) 場所奄美大島 
ガンズー
参考『美ら海市場図鑑 知念市場の魚たち』(三浦信男 ぬにふぁ星 2012) 場所沖縄県南城市知念漁協 
マンジュー マンジュウガニ
参考伊舎堂正士さん 場所沖縄県南城市知念漁協・宮古島 
ヒノマルガニ[日の丸ガニ]
参考河村雄太さん 場所沖縄県石垣島 
アカモンガニ
参考河村雄太さん 場所沖縄県石垣島、標準和名 

概要

生息域

海水生。サンゴ礁。
伊豆諸島、紀伊半島以南。
インド洋、太平洋。

生態

基本情報

主にサンゴ礁域にいる大型のカニだ。熱帯・亜熱帯では食用になっているが、ときにシガテラ毒を持つ個体があるので、産地での状況を鑑みて食べるべきである。

水産基本情報

市場での評価/沖縄県など狭い地域でのみ流通。
漁法/採取
産地/沖縄県

選び方・食べ方・その他

選び方

原則的に生きているもの。

味わい

旬は不明。
殻は非常に硬い。予め割っておかないと食べることができないくらいだ。
筋肉は甲羅下と鉗脚にあり、細い脚の部分を食べるのは非常に煩わしい。
シガテラ毒を持つ個体があるので、食べる食べないは地域での情報を聞いて決めるべきだ

栄養

危険性など

シガテラ毒を持つ個体があるので、食べる食べないは地域での情報を聞いて決めるべきだ。今回の個体は宮古島からきたもの。668gと474gの2個体を食べたが中毒症状は出なかった。

食べ方・料理法・作り方

アカモンガニの料理法・レシピ・食べ方/塩ゆで
アカモンガニの塩ゆで(茹で上がり) 殻長12cmもある大型の個体なので20分ほど塩ゆでにしてみた。ゆで上がりに氷水に落として粗熱をとる。非常に殻が硬いので適当に割ってさらに盛る。シガテラ毒を持つ個体があるので、食べる食べないは地域での情報を聞いて食べて欲しい。
アカモンガニの塩ゆで(茹で上がり) 食べられる部分は大きな鉗脚と甲羅下の部分、みそだ。身(筋肉)にはカニらしい風味と甘味がある。ほどよく繊維質で殻からも外れやすい。みそには強いうま味と独特の風味がある。非常に美味。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど