コロモガイ

コロモガイの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
60mm SL 前後になる。ずんぐりした形で貝殻に厚みがあり非常に硬い。模様を持つものと、白い帯のあるものがある。体層の螺肋は太い。縫合直下が角ばり、太い縦肋の上部分が角状になる。ふたを持っていない。
60mm SL 前後になる。ずんぐりした形で貝殻に厚みがあり非常に硬い。模様を持つものと、白い帯のあるものがある。体層の螺肋は太い。縫合直下が角ばり、太い縦肋の上部分が角状になる。ふたを持っていない。

全関連コラム

珍魚度・珍しさ★★★
がんばって探せば手に入る
魚貝の物知り度 ★★★★
知っていたら達人級
食べ物としての重要度
食用として認知されていない
味の評価度
食べられなくはない
分類
動物門軟体動物門腹足綱前鰓亜綱新生腹足上目新腹足目コロモガイ超科コロモガイ科Sydaphera属
外国名
学名
Sydaphera spengleriana (Deshayes, 1830)
漢字・学名由来

漢字 衣貝 Standard Japanese name / Koromogai
由来・語源 『六百介品』より。着物を羽織ったように見えるからか。
模式産地/フィリピン

地方名・市場名

概要

生息域

海水生。潮間帯下部〜20mの泥底。
北海道南部〜九州。中国大陸沿岸。

生態

〈卵嚢は長い柄がついていて独特のかっこうをしていて、チャンチャンホウズキと呼ばれている〉『原色・自然の手帳 日本の貝』(奥谷喬司、竹村嘉夫 講談社 1967)

基本情報

北海道から九州までの干潟や浅い泥場に生息している。海岸線などで死貝を見かけることがあり、形が面白いので収集の対象になる。底曳き網などには生きた貝が入るものの、愛知県西尾市一色などでは底曳きに入るが、選別して捨てられている。食用とすることはない。
珍しさ度 海辺に出ると死貝は比較的たやすく手に入る。生きているものは干潟や底曳き網の残から見つけられる。

水産基本情報

市場での評価/流通しない。
漁法/底曳き網
産地/愛知県

選び方・食べ方・その他

選び方

味わい

旬などは不明。
食用としない貝なので足のみ食べてみた。
口が大きいので引き出しやすい。煮ても足は柔らかく、決してまずくはない。

栄養

危険性など

毒性などは不明。

食べ方・料理法・作り方

コロモガイの食べ方・レシピ・料理法/煮る(塩ゆで)
コロモガイの塩ゆで 足のみを食べてみた。柔らかく、ほんのり赤みがある。生臭みなどはない。
流水などで洗い。水分をきる。塩水で8分ほど煮て、そのまま冷ます。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど