ムギツク

体長8cm前後になる。

分類	顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱ニシン・骨鰾下区骨鰾上目骨鰾系コイ目コイ科ヒガイ亜科ムギツク属
外国名	Black stripe gudgeon
学名	Pungtungia herzi Herzenstein, 1892
漢字・学名由来	漢字麦突由来・語源岡山県津山市での呼び名。
地方名・市場名	シマブウ参考『小田川流域の生物文化多様性』（田賀辰也）　場所岡山県小田郡掛合町矢掛小田川流域　アブラメイシクリイシコゴリイシコツキイシゴリイシツコキイシツツキイツポンスヂイワコツキオギツククチボソコモソバエジヨオトクウジウオスナホリスボクチタモロコトクチトグチトクチバイトンギリバヤニナスイビナシヨビナスジフエフキムギームギツウムギツウムギツキムギツコオモントヤナギバエ参考文献より。

概要

淡水魚。河川の中流域の淵や淀みの中・低層、岩盤、コンクリートブロック、沈水植物の隙間。
福井県、岐阜県、三重県以西の本州、四国北東部、九州北部。朝鮮半島。

産卵期は5月〜6月。
オヤニラミやドンコの産卵床に托卵する。
雑食性。

岡山県高梁川水系では食べていたことを確認。
他の地域でも実際に食べている、過去に食べていた地域がありそう。
非常に美味とのこと。

流通は確認できない。

原則的に生きているもの。

産卵期の５月〜６月（岡山県高梁市、新見市）。
卵巣が甘くて美味しいが骨が硬いとも。

ー

ー

調理法焼く、煮る
焼く◆串に刺して焼く。すぐに食べることもあるが、基本的に藁を束ねたものに刺して干す。
煮る◆焼いたもの、焼いて干したものを甘辛く煮る。

■焼いて食べる。もしくは焼いて干したもの、焼いただけのものを甘露煮にして食べる。非常に美味しい。［宮本さん、細川さん　岡山県高梁市備中町黒鳥・向長屋］

ー

ー

ー