バテイラ

代表的な呼び名シッタカ

バテイラの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
殻長5cm前後になる。横から見ると正三角形に近く、棘などはまったくない。底の部分は色合いや感触は体層の延長で黒い渦巻き状の線模様がある。［三重県鳥羽市安楽島］
殻長5cm前後になる。横から見ると正三角形に近く、棘などはまったくない。底の部分は色合いや感触は体層の延長で黒い渦巻き状の線模様がある。［三重県鳥羽市安楽島］
底に当たる部分の手触り色は螺塔部分とあまり変わらない。連続性があり、渦巻き状に巻き込む線状の模様がある。
殻長5cm前後になる。横から見ると正三角形に近く、棘などはまったくない。底の部分は色合いや感触は体層の延長で黒い渦巻き状の線模様がある。［大分県産］
殻長5cm前後になる。横から見ると正三角形に近く、棘などはまったくない。底の部分は色合いや感触は体層の延長で黒い渦巻き状の線模様がある。［大分県産］
殻長5cm前後になる。横から見ると正三角形に近く、棘などはまったくない。底の部分は色合いや感触は体層の延長で黒い渦巻き状の線模様がある。［大分県産］
殻長5cm前後になる。横から見ると正三角形に近く、棘などはまったくない。底の部分は色合いや感触は体層の延長で黒い渦巻き状の線模様がある。［大分県産］

全関連コラム

珍魚度・珍しさ★★
少し努力すれば手に入る
魚貝の物知り度 ★★★★
知っていたら達人級
食べ物としての重要度 ★★
地域的、嗜好品的なもの
味の評価度 ★★★★
非常に美味
分類
軟体動物門腹足綱前鰓亜綱古腹足亜綱ニシキウズガイ目ニシキウズガイ上科リュウテン科クボガイ亜科クボガイ属
外国名
Top-shell
学名
Omphalius pfeifferi pfeifferi (Philippi,1846)
漢字・学名由来

漢字 馬蹄螺　Bateira
由来・語源 馬の蹄の形に似た貝という意味。『六百介品』より。

六百介品
江戸時代に作られた彩色図譜。600種ほどの貝類を漢名、和名で紹介したもの。著者不明。
地方名・市場名
地方名・市場名は下部にあります。クリックでジャンプします。

概要

生息域

海水生。青森県以南の太平洋側。
潮間帯から水深20メートル。

生態

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基本情報

本州以南の潮間帯にいる小型の巻き貝。東京都など関東では「しったか」。ニシキウズガイ科ではもっとも高価なもので、流通の場でも人気が高い。殻高が低いためか貝殻から抜き出しやすく、味わいもいちばんいい。
古くは安いものだったが、最近では非常に高価なものとなっている。各地で巻き貝では酒の肴の代表的なものとなっている。
珍魚度 珍しいものではないが、近年減少傾向にある。磯にいる巻き貝だが一般人が勝手に取ることはできない。流通上もしくな産地などで探すしかない。

水産基本情報

市場での評価 入荷量が少なくなっている。高価。
漁法 採取
主な産地 千葉県、静岡県、愛媛県、大分県など

選び方・食べ方・その他

選び方

原則的に生きているもの。貝殻につやのあるもの。

味わい

旬は春
歩留まりは悪い。
食べるのはワタも含めて軟体部の総て。比較的煮ても硬く締まらない。
ワタに苦みがあり、足は微かに甘みがある。

栄養

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危険性など

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食べ方・料理法・作り方

バテイラの料理法／煮る（塩ゆで、煮つけ）、焼く（つぼ焼き）
しったかの塩ゆで（バテイラの塩ゆで） 本種の基本的な料理法がこれだ。古くは磯遊びなどのおりに塩を持参するか、海水で煮たものだと思う。水から塩と本種を入れて大きさにもよるが５〜10分間ゆでる。足は煮ても硬くならず、ワタはほんのり苦い。佳肴である。

しったかのしょうゆ煮（バテイラのしょうゆ煮） 貝殻をザルなどに入れてざくざくと洗う。水分をよくきり、水・酒・塩・薄口醤油の煮汁で大きさにもよるが５〜10分間煮る。酒が足の部分を柔らかくするのだと考えている。醸造調味料と相まってとても味わい部貝。
しったかのつぼ焼き（バテイラのつぼ焼き） 大型が手には入ったらサザエのように焼いてもいい。ホイルなどで固定して口を上にして焼く。酒、しょうゆで味つけして噴いてきたら出来上がり。うま味が凝縮されたワタがうまい。
しったかの天ぷら（バテイラの天ぷら） 産地では小振りのものなどをゆでて身を取り出して置く。これでご飯を炊いたり、天ぷらにする。強火で短時間揚げるとワタの苦みが生きたうまい天ぷらになる。

好んで食べる地域・名物料理

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加工品・名産品

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釣り情報

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歴史・ことわざなど

〈ミヤリ（バテイラ貝）が（千倉町の）入札の仲間になったのは昭和五十五年からです〉　『海女たちの四季　房総海女の自叙伝』（田仲のよ著　加藤雅毅編　新宿書房）

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「にな」もしくは「にいな」、「にーな」について
　2002年の５月、大分より磯の巻貝が入荷しました。箱には「ニーナ」と書かれた経木が入っています。この「にな」などの言葉は巻貝を差す言葉、漢字「蜷」と書かれます。この「にな」というのは古典では淡水に棲息するカワニナなどの巻貝のこと。それが、現在は海辺の集落などでは現役の言葉としてニシキウズガイ科とアッキガイ科の貝に対して使われます。共通点は比較的浅い、もしくは飛沫帯などの子供などでも簡単にとれる場所の貝であること。関東では「磯玉」とか「たま」などとも言います。写真の貝はヘソアキクボガイ、クボガイ、ヒメクボガイ、クマノコガイ、イボニシ。

地方名・市場名

チャンポコ ボラ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所三重県尾鷲市　
アラメギリ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所三重県志摩市阿児町　
ガンガラ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所三重県紀伊長島町、和歌山県和歌山市加太港　
シリタカ[尻高]
参考出間リカさん　場所三重県鳥羽市安楽島　
イソモノ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県、三重県和具　
カジメダマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県勝浦市、神奈川県三浦市　
タマイソモン
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県勝浦市・富津市萩生　
イソモン
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県勝浦市・館山市坂田・洲崎・鋸南町保田・天津小湊・富津市萩生、三重県鳥羽湾・志摩半島、和歌山県御座・御坊市白浜町瀬戸・田辺　
カジメイソモン
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県勝浦市勝浦・松部・天津小湊町実入・浜荻・鴨川市貝渚・館山市相浜　
トンポレエ トンポレェ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県勝浦市松部　
チャーチャンボ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県勝浦市浜行川　
トンパラ トンポラ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県勝浦市興津　
ミヤラ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県千倉町大川・忽戸・川口　
ミヤダ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県千倉町平磯　
ミャーラダマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県千倉町平舘　
ナヨ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県大原町　
ダゴイソモン
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県天津小湊小湊　
ベー
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県安房郡岩井　
メノダマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県富津市竹岡北町　
ネーラ マイラ メーラ メーラダマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県富津市萩生　
イソダマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県富浦町　
シッタカダマ[尻高玉]
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県富浦町西浜・八束　
ミヤリ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県白浜町・乙浜・千倉町白間津　
タマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県白浜町根本・館山・宮城・布良・坂田、神奈川県藤沢市江の島・葉山・横須賀市荒崎　
トウネン
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県白浜町白浜　
カジメベイボ ベーガイ ベイボ ベエボ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県銚子市　
シンタカ[尻高]
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県鋸南町勝山　
メーロダマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県鋸南町本本郷浜・吉浜港　
トウジンダマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県館山市布良　
ミョウケンダマ ミョウゲンダマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県館山市洲崎　
ミョウギンダマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県館山市洲崎・西川名・坂田　
ミヤマダ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県館山市神余　
コシダカ[腰高]
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県館山市西川名・波左間　
ミカリ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県鴨川市天面　
ミャーラ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県鴨川市太海・千倉町忽戸・平磯　
アゲショダマ[上げ潮玉]
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県鴨川市太海・館山市相浜　
ミヤラシ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県鴨川市江見吉浦　
マル
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所和歌山県串本町　
クロマギ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所和歌山県串本町出雲　
タカ タカガンガラ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所和歌山県和歌山市加太　
ゴウゴウ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所和歌山県和歌山市加太港　
クロベ ハビロ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所和歌山県白浜町　
ジンガラガッサ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所大分県佐伯市蒲江町　
タカシロー
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所大分県佐賀関　
シリタカニーナ[尻高みーな]
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所大分県蒲江町　
カサミナ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社）　場所宮崎県日南市鵜戸、鹿児島県肝属郡佐多町　
カサゴ カサブ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所宮崎県青島　
タカニシ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所島根県隠岐西郷町　
シリタカニシ[尻高螺]
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所島根県隠岐郡西郷町　
メンバイ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所徳島県海部郡日和佐町　
バイ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所徳島県鳴門市　
メッカリ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所東京都伊豆大島　
シタダミ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所東京都伊豆大島・八丈島、石川県羽咋市富貴・輪島市門前町皆月、福井県小浜市　
オサダ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所東京都新島　
ハナツマングチョ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所熊本県熊本市牛深　
ニナ ビナ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所玄海　
アサリ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所石川県羽咋郡冨来　
シタダメ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所石川県輪島市門前町皆月　
カジメボラ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所神奈川県三浦半島周辺・三浦市　
カジメックイ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所神奈川県三浦市　
カジメダマ
備考刺網漁師さん　参考聞取　場所神奈川県横須賀市三浦半島長井漆山　
クロダマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所神奈川県江ノ島　
スッタカダマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所神奈川県葉山　
カジメッタマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所神奈川県葉山町　
ニシ ニシン
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所福井県小浜市泊　
メガイ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所福岡県志賀島付近　
イソビナ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所福岡県津屋崎　
イシナゴ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所茨城県那珂湊　
シッタカミナ シリタカミナ[尻高みな]
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所長崎県対馬市上県町　
ミナ
参考福畑敏光さん　場所長崎県平戸市度島　
グッチョミナ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所長崎県松浦郡若松町　
ツボ マツボ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所静岡県御前崎町　
デンデン
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所静岡県静岡市　
タカット タカツベ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所高知県宿毛市小筑紫町　
タカタカニナ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所高知県宿毛市沖の島母島　
クロニナ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所高知県宿毛市沖の島鵜来島　
タカンッ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所鹿児島県志布志　
サンカクビナ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所鹿児島県肝属郡佐多町　
タカジイ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所鹿児島県薩摩川内市上甑島中甑　
ヒノエミナ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所鹿児島県薩摩川内市上甑島平良　
シッタカ[尻高]
場所関東　
ツブ
場所山口県下関市　
ツベタカニナ ツベタカ[尻高]
場所愛媛県伊方町　
サンカクミナ
場所宮崎県宮崎市宮﨑中央市場　
シリタカニイナ[尻高蜷]
場所大分県別府　
モクダマ
参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　場所千葉県鴨川市江見港・和田町白渚・千倉町平舘・白間津館山市波左間