チュウゴクモクズガニ
代表的な呼び名シャンハイガニ
甲羅幅10cm弱。全体に黒っぽい褐色。頭胸甲(背甲)は円形に近くこぼこするが平たい。足はとても細い。近縁種のモクズガニよりも脚などが細い。
魚貝の物知り度 | ★★★ 知っていたら通人級 |
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食べ物としての重要度 | ★★★ 一般的(流通量は普通) |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
河川、汽水域、河川。
日本全域。
ロシアの沿海州、朝鮮半島日本海側、台湾。
生態
河川、湖沼などで生育し、汽水域などに下り、産卵する。
産卵期は秋から初冬。
全体に黒っぽい褐色。頭胸甲(背甲)は円形に近くぼこぼこするが平たい。足はとても細い。近縁種のモクズガニよりも脚などが細い。
基本情報
古くは中国の高級食材で秋になると一斉に解禁されていた。
近年は産地の江蘇省などでも天然だけでは足りず、養殖が行われている。
とにかく中華料理には欠かせない食材で、産地では最大の観光資源ともいえる。
また国内にもかなりの量が輸入されている。
これが河川などに逃げ出して、問題となっている。
水産基本情報
市場での評価 10月には本格的に輸入されてくる。築地などでは、値の高い雌から安い雄までランク別に売られている。外来種法が施行されてから供給が少なくなり、高くなったが、本来はそんなに高いものではなかった。養殖ものが多い。
漁法 カゴ漁、定置網
産地 中国(江蘇州陽澄湖など)
漁法 カゴ漁、定置網
産地 中国(江蘇州陽澄湖など)
選び方・食べ方・その他
選び方
重みがあって、生きのいいもの。
味わい
旬は秋。
酸味をともなった旨味があり、甘い。
足や甲中の身も味がよく、特筆すべきだが、いかんせん細かく少ない。
取るのが面倒である。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
チュウゴクモクズガニの料理・レシピ・食べ方/蒸す、ゆでる
ウェステルマン肺吸虫の中間宿主となる。終宿主は人なので注意が必要。好んで食べる地域・名物料理
中国江蘇州、上海周辺。
加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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最近ではマスコミ登場回数も増えて、知名度は上がるばかり。中国の観光資源的なものとなっている。
国産のモクズガニ以上に人気がある。
ただし話題が先行している割りに、実際に食べている人は少なそう。
市場で見る限り、食べ方も、調理法も知らないという人が多い。
国内にはモクズガニという近縁種がいる。
外来種法によって特定外来種に指定されている。許可なく飼う、売り買いすることはできない。