ダイコクサギフエ
代表的な呼び名サギフエ
ダイコクサギフエの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
19cm SL 前後になる。体は赤く木の葉状。吻は長く伸びる。背鰭第2棘後縁はノコギリ状ではないか、微かにノコギリの歯を思わせる隆起がある。背鰭第2棘は第2背鰭基底後端を越えない。 19cm SL 前後になる。体は赤く木の葉状。吻は長く伸びる。背鰭第2棘後縁はノコギリ状ではないか、微かにノコギリの歯を思わせる隆起がある。背鰭第2棘は第2背鰭基底後端を越えない。 第2棘後縁はノコギリ状ではないか、微かにノコギリの歯を思わせる隆起がある。
珍魚度・珍しさ | ★★★★ 正に珍魚・激レア生物 |
魚貝の物知り度 |
★★★★★ 知っていたら学者級 |
食べ物としての重要度 |
★ 食用として認知されていない |
味の評価度 |
★★★ 美味 |
分類 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スメグマモルフ系トゲウオ亜系トゲウオ目ヨウジウオ亜目サギフエ科サギフエ属
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外国名 |
ー
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学名 |
Macroramphosus japonicus (Günther, 1861)
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漢字・学名由来 |
漢字/大黒鷺笛 Daikokusagifue
由来・語源/サギフエは神奈川県三崎での呼び名。サギ(鷺)のくちばし(嘴)のような形の口をした魚の意味合い。「ふえ」はのど(喉)のことでサギののどまでの形に似ているためかも。大黒は不明。普通、大黒は大きい種という意味・ので、サギフエよりも大きくなるのだと思われる。ダイコクサギブエとも。
〈硬骨魚目胸骨亞目半鰓族サギフエ科サギフエ屬 サギフエ Macroramphosus sagifue、ダイコクサギフエ Macroramphosus japonicus〉 Günther, Albert Karl Ludwig Gotthilf Günther (アルベルト・ギュンター 1830-1914 ドイツ→イギリス)。動物学者。
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地方名・市場名 |
サギフエ 参考文献 場所神奈川県三崎 ツノハゲ 参考文献 場所高知県須崎 チュウチュウ 参考文献 場所高知県高知市御畳瀬 ウグイス 参考文献 場所高知県高知市浦戸 |
概要
生息域
海水魚。水深500mよりも浅い砂底域。
新潟県、岩手県、相模湾〜九州南岸の大平洋沿岸、東シナ海大陸棚縁辺域。
朝鮮半島南岸、済州島。
生態
基本情報
本州中部以南の深場の底曳き網のある地域だけで見られるもの。小さくまとまらないので普通は食用とはしない。
意外においしい魚なので食べて見る価値はある。
珍魚度 やや珍魚。底曳き網の水揚げのある地域では珍しい魚ではないが、探しても必ず見つかるとは限らない。水揚げ以前に捨てられることも多い。
水産基本情報
市場での評価/流通しない。
漁法/底曳き網
産地/静岡県
選び方・食べ方・その他
選び方
味わい
旬は不明。
小さくて鱗はほとんど気にならず、取る必要もない。骨は柔らかい。
白身で熱を通すと適度にしまる。
栄養
危険性など
食べ方・料理法・作り方
ダイコクサギフエの料理・レシピ・食べ方/焼く(素焼き)、揚げる(唐揚げ)
ダイコクサギフエの素焼き 体は硬い鱗のようなもので覆われている。10cm前後の小型種なので、そのまま素焼きにする。素焼きにすると中は蒸し焼き状態になり、適度にしまった白身で味がある。
ダイコクサギフエの唐揚げ 水洗いして水分をよくきる。片栗粉をまぶして二度揚げにする。じっくり揚げると棘などはともかくほとんどさくさくと食べることができる。
好んで食べる地域・名物料理
加工品・名産品
釣り情報
歴史・ことわざなど