タイワンホタルイカ

タイワンホタルイカの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
外套長50mm前後になる。ホタルイカなどと比べるとずんぐりしている。外套膜上の小発光器は顕著な配列パターンをもたず、散在している。触腕掌部のつけ根のあたりの吸盤は鈎状。[外套長42mm・9g 相模湾二宮沖]
外套長50mm前後になる。ホタルイカなどと比べるとずんぐりしている。外套膜上の小発光器は顕著な配列パターンをもたず、散在している。触腕掌部のつけ根のあたりの吸盤は鈎状。[外套長42mm・9g 相模湾二宮沖]
外套長50mm前後になる。ホタルイカなどと比べるとずんぐりしている。外套膜上の小発光器は顕著な配列パターンをもたず、散在している。触腕掌部のつけ根のあたりの吸盤は鈎状。[外套長42mm・9g 相模湾二宮沖]
魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度
食用として認知されていない
味の評価度
分類
軟体動物門頭足綱鞘形亜綱十脚形上目ツツイカ目開眼亜目ホタルイカモドキ科Abralia属
外国名
学名
Abralia multihamata Sasaki, 1929
漢字・学名由来

漢字/台湾蛍烏賊
由来・語源/佐々木望が台湾で採取した個体で種の記載をしたためで。
〈1929年に佐々木望博士によって新種として記載されて以来、詳細がわからない種であった。佐々木希博士は台湾沿岸の標本をみているが、本種を含むタイワンホタルイカ亜属(Abralia s.s.)の種の分布は意外に狭く、本種は日本沿岸沿いに相模湾までかろうじて分布している〉。『ホタルイカの素顔』(奥谷喬司 東海大学出版局 2000)

Sasaki
佐々木望(ささき・まどか/明治16年〜昭和2年 1883年〜1927年)。広島県広島市生まれ、ハンガリー、ブダペストで客死。動物学者。軟体類とくに頭足類の分野で大きな業績を残す。多くの軟体類を記載。
地方名・市場名

概要

生息域

海水生。大陸棚上から斜面。
相模湾以南、〜南シナ海。

生態

基本情報

本種の情報は非常に少なく。写真画像もない可能性が高い。今回、相模湾小田原で採取した個体も、鰭と外套長の比率が約70%であること、外套の幅が広い(ずんぐりしている)、触手掌は鈎状になっていない。外套膜上の発光器が、顕著な配列パターンをもたず比較的均等に散在していることから本種とみなした。
眼の発光器は確認できていないために、同定に不安が残る。

水産基本情報

選び方・食べ方・その他

選び方

味わい

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど