ゾウリエビ

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19cmほどになる。和名のように典型的な草履型、扁平。表面に顆粒状の粒が点在し、褐色で磯場の岩礁に溶け込む色合いをしている。
19cmほどになる。和名のように典型的な草履型、扁平。表面に顆粒状の粒が点在し、褐色で磯場の岩礁に溶け込む色合いをしている。
19cmほどになる。和名のように典型的な草履型、扁平。表面に顆粒状の粒が点在し、褐色で磯場の岩礁に溶け込む色合いをしている。
15cmほどになる。和名のように典型的な草履型、扁平。表面に顆粒状の粒が点在し、褐色で磯場の岩礁に溶け込む色合いをしている。
19cmほどになる。和名のように典型的な草履型、扁平。表面に顆粒状の粒が点在し、褐色で磯場の岩礁に溶け込む色合いをしている。

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珍魚度・珍しさ★★★
がんばって探せば手に入る
魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度 ★★
地域的、嗜好品的なもの
味の評価度 ★★★★
非常に美味
分類
節足動物門甲殻亜門軟甲綱(エビ綱)真軟甲亜綱エビ上目十脚目抱卵亜目イセエビ下目セミエビ科ゾウリエビ属
外国名
英名/Flathead lobster
学名
Pariibacus japonicus Holthuis,1960
漢字・学名由来

漢字 草履蝦、草履海老 Standard Japanese name / Zouriebi
由来・語源 姿形がぞうり(草履)に似ているため。

地方名・市場名
ワラジ
参考『美ら海市場図鑑 知念市場の魚たち』(三浦信男 ぬにふぁ星 2012)、伊舎堂正士さん 場所沖縄県南城市知念・宮古 
ゾウリ[草履]
備考ミナミゾウリエビも含む可能性が高いと思う。 参考『美ら海市場図鑑 知念市場の魚たち』(三浦信男 ぬにふぁ星 2012) 場所沖縄県南城市知念漁協 
タビエビ
参考聞取 場所徳島県海部郡海陽町竹ヶ島、高知県高知市浦戸湾 
テゴサ テゴシャ
場所九州 

概要

生息域

海水生。浅い岩礁域、サンゴ礁域。
千葉県から九州、奄美群島、沖縄諸島。台湾。

生態

基本情報

比較的暖かい海域の岩礁機でのイセエビやサザエなどをねらう刺し網にかかるもので、量的に少ない。
産地などでは食用となっているが、まとまらないので市場に出されることはあまりない。昔は比較的安く手に入ったが、近年見直されつつある。
非常に味のいいエビでもっと評価が上がってもいいと思う。見つけたらなんとしても買ってみて欲しいものでもある。
珍しさ度 近年、流通するようになってきている。非常に量が少ないので探して手に入れるしかない。

水産基本情報

市場での評価 入荷は非常に希。全国流通すると小型のわりにやや高値がつく。
漁法 刺し網
産地 鹿児島県、宮崎県、三重県、静岡県など

選び方・食べ方・その他

選び方

原則的に生きているもの。持って重みを感じるもの。
死んで古くなると黒ずむ。

味わい

旬は不明
殻は硬い。棘などもあり、生きているものを外すときには注意が必要。
殻はゆでてもあまり赤くならない。
身には甘みが強く、熱を通しても硬くならない。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

ゾウリエビの料理法・調理法・食べ方/ゆでる(塩ゆで)、焼く(焼きゾウリエビ)、汁(みそ汁)、生食(刺身)
ゾウリエビの塩ゆで いちばん簡単な料理法が塩ゆで。大きくないのであまりゆですぎないのがコツだろう。筋肉が詰まっていて、殻を割ると身がふくらみ、盛り上がってくる。この筋肉は食感もよくエビらしい香りも豊かだ。甘味があるのもいい。エビの中でもトップクラスの味。

焼きゾウリエビ ゆでるのと焼いたのでは焼いた方が身が締まり、うま味も増す。ただし本種の身自体の味をしっかり味わいたいならゆでる方が優るかも。要するに好みの問題だろう。網の上で強火で焼き上げて、赤く染まったら今度は上火でじっくり時間をかけて焼き上げる。
ゾウリエビのみそ汁 あまり大きなエビではないので、適当に切り、水から煮出してみそを溶く。みそを溶いて少し煮込んでもいい。エビらしい甘味をともなった風味が汁に溶け出して、濃厚な味わいが楽しめる。ご飯にも合う。
ゾウリエビの刺身 頭部と腹部を離し、筋肉を慎重にはがず。薄い塩水を氷で冷やした中で洗うと適度に身が締まる。水分をよくきり、食べやすい大きさに切る。イセエビなどと比べても甘味、エビらしい風味が豊か。ほどよい食感も楽しめる。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど