カラスガレイ
代表的な呼び名ギンガレイ
カラスガレイの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
珍魚度・珍しさ | ★★★ がんばって探せば手に入る |
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魚貝の物知り度 | ★★ これは常識 |
食べ物としての重要度 | ★★★★ 重要 |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
海水魚。水深50メートルから2000メートル。
北海道全沿岸、東北地方太平洋沿岸、相模湾、駿河湾、三重県志摩。[山形県]、高知県土佐湾。
日本海北部、オホーツク海、チュクチ海〜カリフォルニア半島北部、アメリカニュージャージー、グリーンランド沿岸、アイスランド沿岸、北海、スバーバル諸島沿岸、バレンツ海、アイルランド沖、北部大西洋。
生態
イカ、タコ、エビ、小魚類などをエサとする。
基本情報
北の海に広く生息域を持つ。太平洋北部から、グリーンランド、アイスランド、北欧やアメリカの大西洋沿岸にもいる。
本州中部でも発見されるが主に東北以北に生息している大型のカレイだ。北洋でアブラガレイとともに、戦前、戦後と安いカレイとして出回っていた。脂が強いため戦前などは安いカレイの代名詞だった。また形態、食味、値段がアブラガレイと似ているのでしばしば混同されている。
近年、国産は少なく、鮮度がいいととても高い。
国内で出回っている多くが冷凍輸入されたもの。ロシア、アメリカ、デンマーク、アイスランド、ポルトガルなどからも輸入されている。フィレで小売店、スーパーなどで並んでいて「ロシア産」、「アメリカ産」とあると本種もしくはアブラガレイである可能性が強い。ある意味、国内ではもっとも一般的なカレイといってもいいだろう。
缶詰や漬け魚(味噌漬け他)などにも加工される。くせがなく小骨もないので和洋関わらず使えて便利な魚だ。もちろん味もいい。
戦後から高度成長期には安いすし店などで「銀ガレイ」などとして出されていたことがある。また、回転寿司などで人気の高い「縁側(えんがわ)」は本種かアブラガレイのものだ。
珍魚度 国産の丸のままの鮮魚はなかなか手に入れにくい。探すのも大変である。冷凍フィレなどは比較的手に入れやすい。
本州中部でも発見されるが主に東北以北に生息している大型のカレイだ。北洋でアブラガレイとともに、戦前、戦後と安いカレイとして出回っていた。脂が強いため戦前などは安いカレイの代名詞だった。また形態、食味、値段がアブラガレイと似ているのでしばしば混同されている。
近年、国産は少なく、鮮度がいいととても高い。
国内で出回っている多くが冷凍輸入されたもの。ロシア、アメリカ、デンマーク、アイスランド、ポルトガルなどからも輸入されている。フィレで小売店、スーパーなどで並んでいて「ロシア産」、「アメリカ産」とあると本種もしくはアブラガレイである可能性が強い。ある意味、国内ではもっとも一般的なカレイといってもいいだろう。
缶詰や漬け魚(味噌漬け他)などにも加工される。くせがなく小骨もないので和洋関わらず使えて便利な魚だ。もちろん味もいい。
戦後から高度成長期には安いすし店などで「銀ガレイ」などとして出されていたことがある。また、回転寿司などで人気の高い「縁側(えんがわ)」は本種かアブラガレイのものだ。
珍魚度 国産の丸のままの鮮魚はなかなか手に入れにくい。探すのも大変である。冷凍フィレなどは比較的手に入れやすい。
カラスガレイは頭部縁側に目が接している。
水産基本情報
市場での評価 主に加工原料として取り扱われている。冷凍もの、底曳き網などで取って通常流通したものと、活締めしたものとがある。活締めは刺身になるためやや高値。
漁法 底曵網、底延縄
主な産地(国内) 北海道、青森県、岩手県
漁法 底曵網、底延縄
主な産地(国内) 北海道、青森県、岩手県
選び方・食べ方・その他
選び方
切り身で売られている。身に厚みがありふっくらしてくぼんでいないもの。ドリップがおきていないもの。
味わい
旬は不明。主に冷凍切り身で出回るので旬は気にしなくていいかも知れない。
鱗は薄く小さく取りやすい。皮はしっかりして強い。骨は軟らかい。
白濁した白身で、脂が非常に強い。室温に置くと脂がにじみ出てくることもある。適度に繊維質であるが、水分も多いようで熱を通すと崩れやすい。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
カラスガレイの料理・レシピ・食べ方/刺身(鮮度のよい近海もの)、煮る(煮つけ)、ソテー(ムニエル、ごま油焼き)、揚げる(フライ、唐揚げ)
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
2000年を過ぎても、回転寿司にて「ヒラメの縁側(えんがわ)」と表示されていた。