イロブダイ
イロブダイの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
魚貝の物知り度 | ★★★★★ 知っていたら学者級 |
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食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
分類 | 顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系ベラ亜目ブダイ科イロブダイ属
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外国名 | Bicolour parrotfish
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学名 | Cetoscarus bicolor (Rüppell, 1829)
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漢字・学名由来 | 漢字 色舞鯛 Irobudai Rüppell Wilhelm Peter Eduard Simon Rüppell (エドゥアルド・リュッペル 1794-1884)。ドイツ。博物学者。 |
地方名・市場名 |
概要
生息域
海水魚。サンゴ礁域。
屋久島、琉球列島、南大東島
幼魚/三宅島、八丈島、和歌山県串本、高知県柏島
台湾南部、東沙諸島、中沙諸島、西沙諸島、南沙諸島、インド-太平洋域(ハワイ諸島・イースター島をのぞく)
生態
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基本情報
ブダイ類のなかでも味は最上級。上品な白身で刺身など様々な料理にして非常に味がいい魚である。ある意味、主菜になりえる魚ともいえるだろう。
主に屋久島以南にいる大型のブダイ。大型のブダイの多くが高級魚だが、本種は中でも目立つ存在である。雄は高値で取引されている。
水産基本情報
市場での評価/沖縄県周辺でよく見かけるもの。小型の雌は安く雄はやや高値。
漁法/刺し網、刺突漁
産地/沖縄県
選び方・食べ方・その他
選び方
斑紋など色合いが鮮やかなもの。触って張りのあるもの。
味わい
旬は不明。年間を通してあまり味が変わらないが産卵期が春から初夏なので、産卵後はまずい。
鱗は大きく手で取ることができるが、なかなか大変である。皮は厚みがあって強い。
骨は頭部咽頭歯以外はあまり硬くない。筋肉は微かに赤みがかっており、張りがある。熱を通すと締まらず脆弱になる。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
イロブダイの料理法・レシピ・食べ方/生食(刺身)、煮る(まーす煮)、揚げる(天ぷら)、汁(みそ汁)、ソテー(バター焼き)
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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地方名・市場名
フフヌイ
2 参考『魚名からみる自然認識:沖縄・伊良部島の素潜り漁師の事例から』(高橋そよ 2014年03) 場所沖縄県伊良部島
2 参考『魚名からみる自然認識:沖縄・伊良部島の素潜り漁師の事例から』(高橋そよ 2014年03) 場所沖縄県伊良部島
アカディー
場所沖縄県南城市知念漁協
場所沖縄県南城市知念漁協
アーガサー
1 場所沖縄県石垣島
1 場所沖縄県石垣島
アーガチャー
場所沖縄本島・宮古・八重山
場所沖縄本島・宮古・八重山
クワガニバツー
1 場所沖縄県宮古
ジュンサバツー
2 場所沖縄県宮古
1 場所沖縄県宮古
ジュンサバツー
2 場所沖縄県宮古
スブーヤー
2 参考『美ら海市場図鑑 知念市場の魚たち』(三浦信男 ぬにふぁ星 2012) 場所沖縄県南城市知念漁協
ハーブシー
12 参考『美ら海市場図鑑 知念市場の魚たち』(三浦信男 ぬにふぁ星 2012) 場所沖縄県南城市知念漁協
2 参考『美ら海市場図鑑 知念市場の魚たち』(三浦信男 ぬにふぁ星 2012) 場所沖縄県南城市知念漁協
ハーブシー
12 参考『美ら海市場図鑑 知念市場の魚たち』(三浦信男 ぬにふぁ星 2012) 場所沖縄県南城市知念漁協
フーヌイ
場所沖縄県石垣島
フーヌユー
2 場所沖縄県石垣島
場所沖縄県石垣島
フーヌユー
2 場所沖縄県石垣島
クガニ・パツゥ 1
ブフ・ヌイ 2
備考イロブダイのオスは、ブダイ科のほかの種と比べて肝臓が大きいため、クガニ・パツゥ(佐良浜:お金持ち・ハツゥ)とよばれている。ちなみに、メスはその色からブフ・ヌイ(佐良浜:黒い・?)とよばれている。イロブダイは、分類学上は同じ種であっても、その性別によって異なる個別名で区別されていることが指摘できる。 場所波照間島、鳩間島、佐良浜
ブフ・ヌイ 2
備考イロブダイのオスは、ブダイ科のほかの種と比べて肝臓が大きいため、クガニ・パツゥ(佐良浜:お金持ち・ハツゥ)とよばれている。ちなみに、メスはその色からブフ・ヌイ(佐良浜:黒い・?)とよばれている。イロブダイは、分類学上は同じ種であっても、その性別によって異なる個別名で区別されていることが指摘できる。 場所波照間島、鳩間島、佐良浜
イラブチャー