セトカジカ
セトカジカの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
5cm SL ・3g 前後になる。腹部を除く大部分が鱗で覆われる。測線上に皮弁が並ぶ。下顎腹面は鱗に覆われる。前鰓蓋骨の棘は3で長さは極端に違わない。[5cm SL 前後・重さ3gに2gが1個体混ざる] 5cm SL ・3g 前後になる。腹部を除く大部分が鱗で覆われる。測線上に皮弁が並ぶ。下顎腹面は鱗に覆われる。前鰓蓋骨の棘は3で長さは極端に違わない。[5cm SL 前後・重さ3gに2gが1個体混ざる] 5cm SL ・3g 前後になる。腹部を除く大部分が鱗で覆われる。測線上に皮弁が並ぶ。下顎腹面は鱗に覆われる。前鰓蓋骨の棘は3で長さは極端に違わない。[5cm SL 前後・重さ3gに2gが1個体混ざる] 5cm SL ・3g 前後になる。腹部を除く大部分が鱗で覆われる。測線上に皮弁が並ぶ。下顎腹面は鱗に覆われる。前鰓蓋骨の棘は3で長さは極端に違わない。[5cm SL 前後・重さ3gに2gが1個体混ざる] 5cm SL ・3g 前後になる。腹部を除く大部分が鱗で覆われる。測線上に皮弁が並ぶ。下顎腹面は鱗に覆われる。前鰓蓋骨の棘は3で長さは極端に違わない。[5cm SL 前後・重さ3gに2gが1個体混ざる] 5cm SL ・3g 前後になる。腹部を除く大部分が鱗で覆われる。測線上に皮弁が並ぶ。下顎腹面は鱗に覆われる。前鰓蓋骨の棘は3で長さは極端に違わない。[5cm SL 前後・重さ3gに2gが1個体混ざる]
珍魚度・珍しさ | ★★★★ 正に珍魚・激レア生物 |
魚貝の物知り度 |
★★★★★ 知っていたら学者級 |
食べ物としての重要度 |
★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 |
★★★ 美味 |
分類 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキカジカ亜目カジカ科ホホウロコカジカ属
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外国名 |
ー
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学名 |
Astrocottus matsubarae Katayama, 1942
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漢字・学名由来 |
漢字/瀬戸鰍、瀬戸杜父魚 Setokajika
由来・語源/山口県出身で山口大学にいた片山正夫の命名だと思う。記載したときのタイプ標本が瀬戸内海の個体だったため。
matsubarae 小種名は松原喜代松に因む。『日本産魚類全種の学名 語源と解説』(中坊徹次・平嶋義宏 東海大学出版部 2015) Katayama 片山正夫(1912~1989年 山口大学教授、山口県生まれ)。広島高等師範学校から農水省水産講習所(後の東京水産大学)。師範学校教師を経て、山口大学へ。特にスズキ科(当時はハタなども含んでいた)を研究。ヒラスズキ、アオダイを記載、和名をつけた。アカハタモドキ、ヤマブキハタなど、多くの和名をつけたものと思われる。 Matsubara 松原喜代松(Matsubara Kiyomatu 兵庫県現宝塚市 1907-1968)。1932年、坂本喜代松(Sakamoto)から婿養子になり松原喜代松に改名。水産講習所(後の東京海洋大学)に入学。京都大学初代農学部水産学科教授。『日本産魚類検索』、『魚類の形態と検索』など魚類学史上重要な著書を多く残す。
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地方名・市場名 |
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概要
生息域
海水魚。水深10-15mの砂・砂礫底。
宮城県女川湾、三河湾、伊勢湾、英虞湾、瀬戸内海・[明石沖]、山口県日本海沿岸。
稚魚/岩手県沖、石川県七尾湾、若狭湾、九州西岸
生態
基本情報
底曳き網などにときどき混ざる魚である。非常に小さいので利用されることはない。
珍魚度 手に入れるのは非常に難しいが、底曳き網などで選別されて廃棄されるのだと思う。漁業的珍魚のひとつ。
水産基本情報
市場での評価/流通しない。
漁法/底曳き網
産地/兵庫県明石市
選び方・食べ方・その他
選び方
味わい
旬は不明。
鱗は小さい魚のわりに硬い。皮は厚みがあって強い。骨は柔らかい。
白身。卵巣は美味。
栄養
危険性など
食べ方・料理法・作り方
セトカジカの料理・レシピ・食べ方/焼く(塩焼き)、煮る(塩ゆで)
セトカジカの塩焼き 非常に小さな魚なので水洗いするわけにもいかない。流水で洗って水分を布巾などに挟んでよくきる。振り塩を強めにして1時間程度寝かせて、水分をふたたびきり、じっくり表面に焼き色がつくまで焼き上げる。丸ごと食べることができるが頭部の骨が気になるなら卵巣だけど食べてもいい。卵巣はほくほくして甘味がある。目新しい珍味となり得る。
セトカジカの塩ゆで 初めてなので流水で汚れを落とし、水分をよく切ってやや濃い目の塩水でゆでた。卵巣の甘味と皮周りのうまさはあるものの、骨が少々気になる。
好んで食べる地域・名物料理
加工品・名産品
釣り情報
歴史・ことわざなど