カクレエビ
カクレエビの形態写真一覧 (クリックで下に拡大表示)



体長30ミリ前後になる。紡錘形で生きているときには薄紅色で透明感がある。
魚貝の物知り度 | ★★★ 知っていたら通人級 |
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食べ物としての重要度 | ★ 食用として認知されていない |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要 
生息域
海水生。
本州〜九州、奄美群島、琉球諸島。台湾、インド・西太平洋域。
本州〜九州、奄美群島、琉球諸島。台湾、インド・西太平洋域。
生態
ハボウキガイ、タイラギ、イタヤガイなどの外とう膜に共生する。
雌が雄よりも大きい。
抱卵期は6〜8月。
はさみは強く、挟まれると非常に痛い。
雌が雄よりも大きい。
抱卵期は6〜8月。
はさみは強く、挟まれると非常に痛い。
基本情報
食用ではなく、流通の場、市場や魚屋さんなどで出合う生物。
タイラギなどに雄雌2匹で暮らしていて、かわいらしいので人気がある。
タイラギなどに雄雌2匹で暮らしていて、かわいらしいので人気がある。
水産基本情報
市場での評価/流通はしない。
選び方・食べ方・その他 
選び方
原則的に生きているもの。
味わい
旬は不明。
殻は柔らかい。
水分が多く、汁ものや素揚げに向いている。
殻は柔らかい。
水分が多く、汁ものや素揚げに向いている。
栄養
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寄生虫
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食べ方・料理法・作り方(お勧め順)
カクレエビの料理法・調理法・食べ方/揚げる(素揚げ、唐揚げ)

カクレエビの唐揚げ できるだけたくさん集めて生きているものに片栗粉をまぶしてじっくり揚げる。殻がとても軟らかいので全体にとても香ばしくエビらしい風味、甘味も豊かでおいしい。問題は集めるのが大変なだけだ。
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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参考文献
『原色日本大型甲殻類図鑑 Ⅰ、Ⅱ』(三宅貞祥 保育社)