アオスミヤキ
アオスミヤキの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
珍魚度・珍しさ | ★★★★★ 一生出合えない可能性大 |
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魚貝の物知り度 | ★★★★★ 知っていたら学者級 |
食べ物としての重要度 | ★ 食用として認知されていない |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
海水魚。中深層〜低層。
東京都沖ノ鳥島(水深410 東京都島しょ農林センター)、神奈川県東京湾外湾,三重県尾鷲沖、土佐湾,鹿児島県[屋久島西沖]・トカラ列島平島・奄美群島与論島、八重山諸島。
生態
不明。
2024年2月の個体からは比較的大きな魚が丸ごと入っていた。
基本情報
深海の中層にいて小魚などを襲う肉食魚だとは思うが、発見された個体数が極端に少ないので生息域すらはっきりしない。比較的暖かい海域の深海から揚がる魚ではあるが、認知度が極端に低いので種が判明しないままに処理されている可能性が高い。
利用法/鮮魚。非常に上質の身でどのような料理にも使える。脂が豊かなので舌にとろみを感じる。
珍魚度 一手に入れるのは至難中の至難、といった珍魚である。手に入ればそれは奇跡に近い。
水産基本情報
市場での評価/流通しない。
漁法/釣り
産地/
選び方・食べ方・その他
選び方
触って張りのあるもの。
味わい
旬は不明。
鱗は非常に細かく、そのまま調理しても気にならない。皮は表皮、内皮ともに硬い。骨は柔らかい。クロシビカマスに見られるような皮際の骨が前方にはある。刺身はこの部分を避けるといい。
血合いの美しい白身で脂は皮下に層を作り、身にも混在している。熱を通しても硬く締まらない。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
アオスミヤキの料理・レシピ・食べ方/生食(刺身、焼霜造り、ポキ)、揚げる(フライ、唐揚げ)、煮る(煮つけ)、煮る(煮つけ)、汁(みそ汁、潮汁)、焼く(塩焼き)
水洗いして三枚に下ろす。頭部に近い部分には皮近くに細長い骨があるのはクロシビカマスに似ているので、後半を刺身にするといい。腹骨と血合い骨をとり、皮を引く。皮は二層になっているが、薄皮と中の皮ともに引くときれいな血合いが出てくる。血合いの上には雪のように脂がある。
口に入れると脂の口溶け感と甘みが感じられる。身には白身らしい味わいが豊かに感じられ、とてもうまい。
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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