マクラガイ

マクラガイの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
40mm SL 前後になる。殻は硬くてやや厚みがある。螺塔は低い。光沢があり、じぐざく形の線模様が無数に走っている。溝状の縫合は体層にのみ見られる。殻の内面は紫色。
40mm SL 前後になる。殻は硬くてやや厚みがある。螺塔は低い。光沢があり、じぐざく形の線模様が無数に走っている。溝状の縫合は体層にのみ見られる。殻の内面は紫色。
40mm SL 前後になる。殻は硬くてやや厚みがある。螺塔は低い。光沢があり、じぐざく形の線模様が無数に走っている。溝状の縫合は体層にのみ見られる。殻の内面は紫色。
40mm SL 前後になる。殻は硬くてやや厚みがある。螺塔は低い。光沢があり、じぐざく形の線模様が無数に走っている。溝状の縫合は体層にのみ見られる。殻の内面は紫色。
40mm SL 前後になる。殻は硬くてやや厚みがある。螺塔は低い。光沢があり、じぐざく形の線模様が無数に走っている。溝状の縫合は体層にのみ見られる。殻の内面は紫色。
珍魚度・珍しさ★★★
がんばって探せば手に入る
魚貝の物知り度 ★★★★
知っていたら達人級
食べ物としての重要度
食用として認知されていない
味の評価度
分類
軟体動物門腹足綱新生腹足上目吸腔新腹足下目Olivoidea 上科マクラガイ科Oliva属
外国名
学名
Oliva mustelina Lamarck, 1811
漢字・学名由来
漢字/枕貝 Standard Japanese name / Makuragai
由来・語源/江戸時代などに使われてた筒状の枕に似ているため。『六百介品』より。

枕貝 江戸時代などに使われていた枕に似ているため。当時は髷を結っていたので、箱で高くして、上に括枕(くくりまくら)という筒状の布の中にそば殻などを詰めて両端をとめたクッションを乗せていた。このクッションの形に似ているため。
また細長い茶筒にも見えるし、巻紙にも見える。
六百介品
江戸時代に作られた彩色図譜。『群分品彙』とも。600種ほどの貝類を漢名、和名で紹介したもの。甲介群分品彙を元にしたもので、武蔵石寿の編纂による。
武蔵石寿
武蔵石寿(むさし・せきじゅ 玩珂停、明和3-万延元年 1766-1861)。石寿は号、本名は武蔵孫左衛門。250石取りの旗本。赭鞭会。本草学、貝類。西洋の新しい分類学も取り入れようとしていた。『目八譜』(掲載1064種)、『甲介群分品彙』(掲載605種)、『介殻稀品撰』など。現在使われている標準和名の多くがここから来ている。
地方名・市場名
コメカミ
参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社) 場所山口県小野田市(現山陽小野田市) 
スズメノマクラ
参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社) 場所若狭湾周辺 
ネコミミガイ
参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社) 場所鳥取県境港市湊町 
テキランニャ
参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社) 場所鹿児島県奄美大島 
マサゴ
参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社) 場所鹿児島県種子島市 

概要

生息域

海水生。潮間帯〜水深30m付近の砂地。
房総半島・男鹿半島以南の熱帯インド-西太平洋。

生態

基本情報

本州の温かい海域の浅場にいる小型の巻き貝。
小さい上に量がとれないので食用とはなっていないし、食べたという人もほぼいない。
形が面白くきれいなので、貝の収集の対象となっている。
珍しさ度 流通しないので自分で採取する。もしくは浜辺などで貝殻を探すしかない。

水産基本情報

選び方・食べ方・その他

選び方

味わい

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど